外では「しっかり者」、家に帰ると「ダメ人間」② | 仙台駅前にあるカウンセリング ルーム まきび

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開設から16年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

昨日の続きです。

 

「外にいるとき」と「一人で家にいるとき」で、まるで性格が変わってしまったかのようなギャップがある人がいますよ~というお話でしたね。

 

 

 性格が変わってしまう瞬間

 

カウンセリングにおいても、性格のギャップが大きい方にはこんな特徴があったりします。

 

夜(深夜)や朝方にカウンセリングの予約をしたくなる

 

予約したときは「つらくて大変!」な状況だったけど、時間が経つと「大丈夫かも」と感じやすい

 

カウンセリングの予約をしたくなる時は、たいてい一人でいる時

 

「外にいるときの明るい自分モード」でカウンセリングに来るけど、話しているうちにだんだん「一人でいるときのネガティブなモード」が出てくる

 

こんな風になるのは、「外向けの性格」と「自分だけでいるときの性格」が状況や環境に応じてカチッと入れ替わってしまうから。

 

 

でも、どうして両極端な2つの性格を同時に持ち合わせてしまうのでしょうか。

 

 

 アダルトチルドレンとの関係性

 

会社に行ったり友人と会う時は、いつも明るくてなんでもこなせそうな性格。

 

一方家に帰って一人になると、家事もままならないネガティブな性格(ついでに恋愛下手)に。

 

この2つの性格を、便宜上「大人人格」「子供人格」と呼ぶことにしますね。

 

仕事も頑張れて明るい「大人人格」は、アダルトチルドレンで言うところの「ヒーロータイプ」に近いものがあります。

 

(ヒーロータイプについてインスタに投稿しました)

 

アダルトチルドレンというのは「機能不全家族」で育ち、生きづらさを抱えた人の事。

 

機能不全家族というのは名前の通り、

「家族の機能を果たしてない家族」の事です。

 

つまり、両親が不仲だったり、ピリピリしてたり、虐待、ネグレクト、依存症…などなど、子供にとって負荷のかかるようなおうちで育った人のことをアダルトチルドレンと言うことになりますね。

 

そんなアダルトチルドレンの中には、自分がしっかり者の活躍者になることで、家族が抱える闇を家族が見なくていいようにする「ヒーロータイプ」と言われる人たちがいます。

 

先ほど書いた「大人人格」と「子供人格」の両方を持っている人は、このヒーロータイプかもしれません。

 

続きます。

 

 

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