自分で人生の舵を取る | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

自分の利益をしっかり見据えて他人にペコペコする人と、

 

何となく相手に圧されてペコペコしちゃう人では、

 

後者の方が怒りやストレスをためやすい傾向があります。

 

 

食べるぞ!と意思表示をしてたくさん食べる人と、

 

人目を気にしてコソコソ過食をしてしまう人では、

 

後者の方がひどく自分を責めてしまい、しかも過食をやめられない傾向があります。

 

 

結果的に同じことをしていても、こうやって差が出てしまうのは、

 

「自分の利益を見据える人」の方が結果に貪欲で、

 

「食べるぞ!と思って食べる人」の方が食べるのを楽しんでいるからなのでしょうか。

 

 

この違いは、「自分の人生の舵を切っているのは誰か?」という視点で考えると見えてきます。

 

私達が自分のために、

自分にとって心地よく、

自分に対してごまかしの少ない状態で行うことは、

心理的な負担が少なく済みます。

 

「自分の利益のためにペコペコする人」や「食べるぞ!と思って食べる人」は、自分のための行動だと明確に自覚をしていたり、ごまかしの少ない状態と言えますね。

 

 

 

一方、

「他人の雰囲気や不安感からペコペコしちゃう」のは「他人にそうさせられている」ような感覚があります。

 

自分で舵を取れていないということは、自分以外の何かに舵をとられ振り回されているということ。

 

だから不快で、何度もその場面を思い出したり、後になってイライラしたり落ち込んだりしてしまいます。

 

「人目を気にしてコソコソ食べる」のも、「食べる自分を許していない、なのに食べている」という事になって、

 

自分でコントロールできない(舵をとれない)、となります。

 

他人や情動的な気分に振り回されてしまうと、「自分ではどうにもできない」という気持ちになって

 

ますます自分のことを自分でコントロールできなくなっていきます。

 

 

自分で自分の舵を切れないということは、とても大きな苦痛になり得るんですね。

 

 

自分の主導権をしっかり自分が握ることは、思っているより大事なんです。

 

 

 

*このブログは毎日19時に更新されます

 

カウンセリングルームまきびHP

 

Instagramも更新しています

 

 

当カウンセリングルームに所属する、女性カウンセラーの情報はこちら

 

佐藤楓カウンセリングHP

 

 

 

佐藤楓Instagram