自分の見た目に自信が持てなかったり、他者からの評価をとても気にしてしまっていると、自分のおしゃれを楽しむことが難しくなります。
可愛いと思えるアクセサリーを買ってウキウキだったのに、
そのアクセサリーを着けて友人と遊びに行って、友人が自分のアクセサリーをじっと見てきた瞬間に、どっと不安が押し寄せたりします。
じっと見られた後に、「可愛い!似合ってる!」と言われればまだ救われる気持ちもありますが、
「いつもと違うね」「今日はなんでアクセサリーを着けてるの?」なんて中途半端な声をかけられたりすると、居ても立っても居られない心地になります。
似合わないと言われている気がする…
張り切ってる勘違いだと思われているかも…
こんな気持ちになるなら着けて来なければよかった…
そんな気持ちになって、ただアクセサリーを付けてきただけなのに大恥をかいたような気分を感じてしまう。
この気分に名前を付けるなら、「惨め」という言葉があっているかもしれません。
さらにもうちょっと自信がない人の場合は、褒められたり無反応でも不安になります。
褒められれば
「似合ってるって言わせてしまったのかもしれない」。
無反応なら
「変だったから、褒められなかったんだろうな」。
相手のどんな反応も、自分の中にある「似合わないのかも」を越えることが出来なくて、全てマイナスに捉えてしまいます。
そして必ず「おしゃれしようなんて思わなければよかったな」と後悔するのです。
さて、これって本当にこの人に「自信がないから」なのかな?というのが今回のお話です。
例えば自分がモデルや俳優のような、なんでも似合う見た目になれたら、このような不安はなくなるのでしょうか。
現実的に言うと、無くなる人も多分います。
見た目に自信があるだけで、人は行動も心持ちも変わりますからね。
その一方で、不安が無くならない人もいる。
あるいは、見た目が変われば自信がもてるのに、変わろうと出来ない人もいます。
ここにどんな心理があるのかな、というお話を明日書こうと思います。
今日は序章で終わってしまいましたね。(笑)
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