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【ゴールデンウイークの開所日のお知らせ】
◆GWの営業日◆
4月29日(金)
4月30日(土)
5月6日(金)
5月7日(土)以降
5月1日~5月5日までお休みとなりますので、
ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。
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昨日までの続きです。
ここからは、「婚活中のAさんとBさん(どちらも女性)」の例で考えますね。
Aさんは「年収が1500万以上あることが相手の条件です!」と言います。
(Aさん自身の年収は300万だとします)
Bさんは「年収にはこだわらないので、最低限の誠実さとやさしさがあって、一緒にいて楽しい人」を求めています。
AさんとBさんの印象はどうでしょう?
ちなみに多くの婚活男性は、Bさんの方が第一印象が良いと答えるでしょうね(笑)
でも実際は、Bさんタイプの方が婚活で苦戦したりモヤモヤしたりすることが多く、Aさんタイプの方がすんなり相手が決まったりします。
これはどうしてなんででしょうか。
(これは、あくまで「自分の希望を叶える」ということをテーマにしています。婚活を例にしてますが、「モテる方法」「相手に好かれる方法」とはまたちょっと違うお話です。)
1:希望条件の数は少ないほど叶いやすい
まず単純に、希望条件の叶えやすさというのは「内容」より「数」が大事、というのが大前提だったりします。
人間ってそこまで器用じゃないので、数があればあるほど考えなきゃいけないことが増えて混乱するんですね。
それに比べて、希望条件が一つしか無い人は「その条件に当てはまったものの中から選ぶ」ということになるので作業がかなり楽なんです。
年収1500万の該当者が10人いればその中から、2人しかいなければそのどちらかしか、そもそも選択肢がないんです。
「存在している選択肢の中から、最適な選択を考えていく」という力があるのがAさんタイプの傾向かもしれません。
それに対してたくさん条件があるBさんタイプは、基本的に「どの条件も同じくらい大事」という場合が多いんです。
どの条件も同じくらい大切なので、うまく優先順位をつけられません。
かといって条件全てを満たす相手を探そうと思うと、該当者はどんどん減って、相手探しにかなり苦戦してしまうことも。
「ん?それなら結局〈高望み〉で該当者が少ない人と同じなのでは?」
いえいえ、そうではないんです。
冒頭のAさんにとって、「年収1500万以上」をクリア出来た男性はそれだけで「90点」かもしれません。
じゃあ相手に「誠実」「優しい」「楽しい」を希望したBさんは、3つ合わせて90点(各30点)の男性ならいいんでしょうか?
違いますよね。
各30点の相手なんて、「特に誠実でもなければ大して優しくもなく、一緒にいて楽しいかよくわからない人」になっちゃいます。
つまり、条件が複数ある時は、それぞれが90点じゃないとAさんと同じくらいの満足は得られないんです。
これが、「希望条件は少ない方が叶いやすい」と書いたことの理由です。
たとえ願っていることがごく普通の、とても謙虚な内容だったとしても、数が増えるだけで難易度が跳ね上がる、なんて事が起こりえるんです。
(これは明日以降書きますが、条件が多い人は不安感も強いです。相手を見る目がシビアになるから、Aさんのように「当てはまった人から選ぶ」ということが苦手で、「誰も選べない」という状況に陥りがちな面があります)
最初に書いた通り、人間の頭ってそこまで器用ではないので、希望条件が増えてくると頭が混乱して
「そんなに高望みはしていないはずなのに、希望がかなわない」
「普通の事しか望んでいないのに、うまくいかない」
という考えが頭をぐるぐるしてしまいます。
そんな風に感じた時に、「高望みかな」と落ち込みながら条件を見直すよりも、まずは「いくつ望みがあるか」を数えてみるとよいかもしれません。
さらに続きます。
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