「助けてもらうのが苦手」から分かること | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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昨日の続きです。

 
 

他人に手助けをしてもらうのが、なんで苦手なのかな?という理由を考えてみると、

 

手柄を取られたくない、自分ひとりで完遂しないと認めてもらえない

 

なんて気持ちがあるかも…。

 

という話を書きました。

 

他には、「手伝ってもらう事で相手を不快にさせる」という気持ちがあって、他人に手助けをしてもらう事が苦手な人もいます。

 

 

助けてもらったことで、相手は迷惑したのではないか?

こんなことも出来ないのかと思ってないか?

 

そんな申し訳なさや罪悪感があると、

 

「嫌がられたかもしれない」

「心の中では舌打ちをされたかも…」

 

なんて不安につながりますよね。

 

「手柄を取られたくない」と感じるタイプを「自分に自信が無い人」だとすると、「不快に思われたかも」と感じる人は「他人に対して自信がない」とも言えるかもしれません。

 

それは不信感というよりも、心のどこかで周囲の人のことを「よく分からない怖い存在」と感じていることによる恐れと考えることも出来ますね。

 

このほかにも手伝ってもらう事が苦手な理由はたくさんあると思いますが、エピソードをよくよくお聞きすると、

 

「周囲の人達と自分が同じ人間のような気がしない」

 

こんな「一体感のなさ」が隠れていることが多いです。

 

 

皆と一体感がないから、「一つのことを助け合って進める」とか「みんなで何かを作る」という感覚が薄くて、相手の反応を勝手に想像してしまったりします。

 

相手に手柄を取られる、とか

相手の不快そうな表情を思い描く、というのも

 

みんなと自分が一緒という安心感が得にくいから起こる感覚かもしれません。

 

「じゃあ、どうして私はそんな風に感じるようになっちゃんだろう?」

 

これが、カウンセリングの始まりですね。

 

 

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