「抑圧」がある人はどうなるの? | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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昨日の続きです。

 

こころの中に抑圧があるということは、見たくないものがあるということ。

 

それを見ないで過ごすためには、「心の奥に押しやった願望や感情に、気が付かないように過ごす」必要があります。

 

でも、そんな風に過ごすためには工夫もいろいろと必要です。

 

だから、抑圧がある人は自分でも知らないうちに「願望や感情に気付かないためのライフハック」を実践しているんです。

 

いくつか紹介してみますね。

 

例えば、普段はどちらかというと神経質な方なのに、たまに物を失くしたり、予定をうっかり忘れてしまったりするというライフハック。

しかもそういう時の「うっかり」に限って、大切な人との予定だったり、なくしてはいけないものだったりするから不思議ですよね。

 

逆に、大切なものだと分かっているのになぜかちゃんと管理が出来ない、なんて場合もあったりします。

 

「見つからない」「忘れる」というのは、ありがちな「見ないための方法」です。

人は「見ない」ためなら、失敗もして恥もかきます。

 

 

 

もう一つ、本当は嫌いな人を好きになったり、仲よくしようとするライフハックもあります。

 

 

これは、抑圧している感情と逆の行動をとる、というケースです。

 

本当は全然好きじゃないどころか憎んでいるような相手に対して、「好き」と思い込みます。

 

友人関係や恋人関係だけでなく、親子関係でも良く見られるパターンです。

(本当は親のことを憎んでいるのに、親孝行な子供になる、など)

 

 

このほかにも、

 

■何かをひらめいたり気が変わったりする

 

■自分の感覚がよく分からない

 

なども、抑圧に関するライフハックです。

 

人が普通に生活している中にも、「気づかないための工夫」が凝らされていることがあるんですね。

 

でも、抑圧している願望や感情は、それほどまでに「気づいてはいけないこと」なのでしょうか?

 

 

続きます

 

 

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