昨日の続きです。
他人と比較するということは、「他人と自分が同じ土俵にいると思っている」という前提が必要だという話をしました。
そう考えると、途端に周囲と自分を比べてきたことが恥ずかしく思えてきます。
でも、そんな自分をダメ出しする必要はありません。
なぜなら、みんながそうだから。
みんな、自分には実は才能があるんじゃないかと思っているし、人より何かしらちょっと上だと思っている部分がある。
そして、心の中に「すごい自分」を秘めている。
痩せたら美人になれるはずの自分を、適職を見つけ才能を認められる自分を、思慮深くて賢いはずの自分を、心の奥に秘めたまま生きている。
だから、女優とだって天才科学者とだって自分を比べることが出来てしまう。
人間ってそんなものです。(笑)
ましてや自分の周囲にいる人達なんて、いくらでも共通点を見つけられますよね。
共通点を見つけるほど、「違い」が意識されて自分と他人を比較しやすくなるから、落ち込みも強くなるというわけです。
ところで、なんでわざわざ他人と自分を比べて落ち込まなければならないのでしょうか。
確かに、共通点が増えれば増えるほど「違い」が目について、相手と自分を比べやすくはなりますが、人よりも「いつも誰かと自分を比べてしまって辛い」という方がいるのはなぜでしょうか。
続きます
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