おとといのブログの続きです。
初対面の相手にすぐ重い話題を話してしまう方には、
【安全確認タイプ】と【衝動・後悔タイプ】がいるかも?というお話でした。
安全確認タイプの人は「人との依存」の傾向がある一方で、
衝動・後悔タイプの人の中には「孤独への依存」という傾向が見られたりします。
前者の人は、近づいても大丈夫な相手を探していて、
後者の人は、自分が失敗して孤独になる方へ向かっていく。
(あくまで「傾向」の範囲のお話です)
ここでちょっと大切なのは、「依存は本人の希望ではない」ということです。
依存というのは本人がそれを望んでいるかは別として、「求めずにはいられない」という状態のことをさします。
そして、その「求めずにいられない対象」はダミーです。
お酒をやめられない人が根本的にはお酒を求めているわけではないように、人を求めている場合も、孤独を求めている場合も、本質的にはそれを求めていません。
依存というのは、埋め合わせであったり、表現の手段であったり、どうにもならない苦しみから一時的に避難するためのものだったりします。
依存の視点で見ていくと、【安全確認タイプ】と【衝動・後悔タイプ】は、案外どちらも同じ傷を持っていたりするものです。
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