明確な理由のないむなしさに、気力を奪われてしまう人達がいます。
毎日、なんだか体がだるい。
誰かと一緒にいても、無性にひとりぼっちだと感じることがある。
自分が笑っている時、ふと何が面白かったのか分からなくなる。
この先の人生のことを考えるとなんだか億劫だ。
どこにいても「帰りたい」と思ってしまう。
でもどこに帰りたいのか分からない。
それなりに親しい人たちのことすら、本当はそこまで好きでもない気がする。
でも、その人達の輪から外されるのは怖い。
人と居ても大して幸せじゃないのに、一人で気ままに生きていくほどの芯もなくて、ただ毎日なんとなく辛いと思いながら過ごしてしまう。
人間が自分の生きる意味について考える時、何か意味が無ければ今の人生を頑張れないかもしれないという気持ちが心のどこかにあったりします。
そこに漂う、けだるいむなしさ。
生きる意味があれば、羅針盤が動き出すのでしょうか。
それともこのむなしさについて語ることが出来たなら、そこから何かが変わっていくのでしょうか。
あるいは、もうこの気持ちをどうしようということもなくて、ただ今の日々を繰り返していくことが最善でしょうか。
このむなしさがどこから来るのか、それをどのように捉えるのか。
そこから見える道もどうありたいかも、人それぞれですね。
*このブログは毎日19時に更新されます
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