「人からどう思われているか」を考えすぎる人② | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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ありとあらゆる出来事をネガティブに変換して、自分が原因だと思ってしまう人達は、当然周囲の人間に対する不信感も募ります。

 

人の気持ちを想像する時、「目の前の相手をフラットに受け入れる」ということがとても難しくなるからです。

 

優しい言葉をかけてくれても、実は嫌われているかもしれないと思うから、「ぬか喜びしないように」と心を開くことが出来なくなるし、

 

執拗に観察したり相手の出方を待ってみたりして、「相手の本心探し」をしてしまう。

 

「人からどう思われるか」を気にする人は、他人の気持ちに敏感な分、常に周囲の人を警戒して、信用が出来なくなります。

(人のことを信用する必要があるか?という話もありますが)

 

 

周囲から見れば「どうしてそんなに考えすぎるの?」と思うことでも、神経を張り巡らせて無数の想定をする人達から見れば、「考えすぎじゃなくて予想通りの事実」に見える。

 

考えすぎだと心のどこかで思っていても、次から次へと「やっぱり私は嫌われているかも」と思うような場面が出てくるから、元の場所に引き戻される。

 

そして、「私は本当はどう思われているのか」に憑りつかれてしまう。

 

 

でも、本当は、この方々は分かっています。

「どう思われているのかを知ることで変われるわけじゃない」と。

 

他人の気持ちを、勝手に観察して決めつけているのも自分。

その原因が自分にあると思っているのも自分。

人を信じていないのも自分。

だけど、なぜか人の気持ちを考えずにはいられない。

不安でいっぱいになるのがわかっていても、やめられない。

 

たくさん考えて、嫌な予想をして、その通りになったと落ち込んでしまうのにはカラクリがあります。

そのカラクリを手放して「考えない」とすることで、意外な方向に人生が変わっていきますよ。

 

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