しなければならない、を手放していく | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

今年からだったかな、昔のように本をなるべく読むようにしていて

(といっても仕事に関わる本か少年ジャンプですけど…)

 

そうすると、知識を覚えていたいから、自分で分かりやすくまとめたくなるんですよね。

 

でも、読む冊数が増えてくると、

なかなか読んだ本全部をまとめる時間までとれなくてジレンマです。

 

まとめに時間をかけると、どんどん未読の本がたまっていくので、

 

早く他の本も読まなければいけないのに…とか

でも本の要点をまとめて次から見返せるようにしておきたい…とか。

 

つい考えてしまいます。

 

 

こういう時に

「所詮、今できる事しかできないよな」と思ってみます。

 

これは自分へのダメ出しではありません。

「出来る事しかできない」というのは、「こんな簡単なこともできない」という意味ではなくて、人類共通のルールのことです(生き物共通かも)。

 

「○○しないといけない」は、本当はこのルールからちょっと外れているんですよね。

だって、しなければならないものであっても、やはり人は「出来る事しかできない」のですから。

 

どんな人間であっても、どこを目指していても、今出来る事しかできない。

自分へのダメ出しではなく、肩の荷を下ろすのです。

 

悩んだ時、焦った時、パッと答えが出ないなら、一度「問い」そのものを手放します。

 

そして、「でも、出来る事しかできないよな」と思ってみると

「そんなに焦らなくてもいいか」と思えるのです。

 

読まなければならない、

急がなければならない、

まとめなければならない。

 

知らず知らずのうちに「したい」が「しなければならない」に変わっていることがありますよね。

 

「愛されたい」、が「いい子でいなければならない」、になったり。

「痩せたい」が「スリムにならないと恋愛が出来ない」になったり。

 

「出来る事しかできない」と思ってみると、「しなければならない焦りや不安」が穏やかになります。

そうすると、自然と「今できること」に手を伸ばせるようになるんです。

 

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