最近、ランニングマシーンでウォーキングしながら
本を読む習慣が続いています。
な~んか、すらすら読めるんだよね~。
マルチタスク(複数のことを同時に行う事)って普通は非効率と言われてるから、
「歩く」「速度を変える」「本を読む」って同時にやってたら
普通は処理能力が下がる気がするけど、
なぜか読書に関してはそっちの方があっている。(笑)
ここで私が「逆にすらすら読める」と感じるのは、
私が普段「すごく意識して本を読んでいるから」だと思います。
本の内容に正面から向き合いすぎると
細かい部分まで意識しすぎて読み進められなくなるし、疲れる(-_-;)
本を読むハードルが上がって、手に取らなくなってしまいます。
だからマルチタスクで少し処理能力を下げて読んだ方が
私の場合は本の内容を把握しやすい。
気楽に読めるから、本を読む習慣もつきやすいです。
結果的に今は1日1~2冊読めています。
クライアントさんでも、「ちゃんとやろうとしすぎて逆にできなくなっている」という方が多い。
確かにお話を聞いていると、実際に「出来なかった」経験がたくさんあるんだろうけど、
「でもなんか出来ない人には見えないんだよな~」と思う時が結構あります。
この場合、出来ないんじゃなくて「やりすぎてる」という可能性があるんですよね。
ひとつの事に対して、いろんな可能性を考えたり、大真面目に向き合おうとしすぎて
要領よく適当にやれる人達に抜かされてしまう。
それを、「みんなはあんなに軽いノリで出来るのに、私には出来なかった」と思ってしまう。
でもそれ、逆なんですよね。
皆あんまり何にも考えてなくて軽いノリだから出来てしまうだけ。
だから、
肩の力をぬいたり、「ちゃんとやらなきゃ」のスイッチを緩めたりする
心理療法を行います。
「真面目にちゃんとやったら出来る」、も
「マルチタスクは非効率」、も
その人によりけり、その場合によりけりだから、
自分とのすり合わせが大切なんですね。
*このブログは毎日19時に更新されます
当カウンセリングルームに所属する、女性カウンセラーの情報はこちら