人と比べてみじめな気持ちになる時① | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

例えば

新卒で入社した会社でようやく少しずつお給料が上がって、

ちょっと奮発していい腕時計を買ったとします。

 

これまでの自分の買い物の中では

背伸びしてブランド物を選んでいます。

 

つけるだけで、気分も上がるし

すごく前向きな気持ちになれて

また仕事を頑張ろうと思えました。

 

ちょうどそのころ、中学の同窓会があり

その腕時計をつけていってみました。

 

でもいざ集まってみると

もっといい腕時計を付けた同級生がいます。

それを見た瞬間に、気分が落ち込んで

自分のことが恥ずかしくなります。

 

家に帰ってからその腕時計を外して

しばらくつけることはありませんでした。

 

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さて、上記のような体験談があったとします。

多かれ少なかれ、この人の気持ちがわかる人は多いのではないでしょうか。

 

他の人に何かを言われたわけでもないのに

他人と比べて急に自分のことが恥ずかしくなったり、

みじめな気持ちになったりしてしまいます。

 

満足できるものを手にしたはずなのに、

それが広い世界にさらされた途端に

その満足が逆に恥ずかしくなってしまうんですね。

 

他人と比べる物じゃないと分かっていても

「持っている人」と「持っていない人」のように感じて

「この程度で喜んだ自分」が辱められたような気がくる。

 

「腕時計」だともしかしたら男性の方がイメージしやすいかもしれませんね。

女性だったら何だろう。

服とか、バッグとかがイメージしやすいでしょうか。

よく聞くのは、「今日は私かわいいかも」と思って外に出て落ち込んでしまうケースですね。

 

世界で一番になりたい気持ちなんてないのに、

どうしても周囲と比べて劣っていると感じて

外に出たり人と会うと一気に自信がなくなってしまいます。

 

 

こういう気持ちを、

カウンセリングと心理療法でなくすことは出来るけど

(個人差はあります。すみません。)

 

カウンセリングに通っていない時間、

カウンセリングの効果が出るまでの時間は

どのように過ごせばいいのでしょうか。

 

 

続きます。

 

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