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昨日は、
どこかに電話をしなければならない時、どんな方法を取りますか?
というお話をしました。
①電話ができた後のごほうびを用意しておく。
②カウンセリング(心理療法)で不安を取っておく。
③得意なシチュエーションで電話をする。
④なるべくネットなどを使い電話しなくても済むようにする。
⑤誰かにやってもらう。
⑥電話をせずに放置する。
どれがいい、悪い、という話ではありませんが
やはり⑥は出来れば避けたいですよね。
放置したことをずっと気にしてしまうなら本末転倒ですし、
放置したことで先方から電話がかかってくるのはもっと不安なはずです。
こういう不安への対処は、複数持っておくのが鉄板です。
例えば⑤だけだと、その「誰か」がいなくなった時に強い不安が押し寄せます。
④も同じで、この対処法自体は良いのですが、これだけだと心もとない感じがします。
電話しなければならない場所がある時に大きな不安になってしまうし、
仕事上「電話を避ける」ということ自体が難しい人も多いでしょう。
なので、④.⑤の「代わりにやってもらう」タイプの方法を活用しつつ、
①~③の「自分でかける」不安感を減らすための対処法を増やしていくことが大切です。
カウンセリングに通っている方は、
何が苦手なのか?を考えることで新しい発見があったり、
そもそも心理療法したら不安が消えました、みたいなこともあるのですが、
通っていない方の場合は、
とにかく自分がどうやったら楽なのか?をたくさん考えてみることをおすすめします。
心理療法と違って、「これさえやれば不安が無くなる!」という対処法を見つけるのは難しいので、
「唯一無二の方法」よりも「簡単にできて少しマシかな?」という方法をたくさん見つけたほうが早いです。
※唯一無二の方法を自力で探すと、「お酒で不安を飛ばす」「散財して気を紛らわす」のような依存的な方法に偏りがちになるので気をつけましょう。
それらをパズルのように組み合わせて使うと、
不安な時に対処する力が身につくだけでなく、
電話以外の不安にも応用が利くようになります。
やってみてくださいね。