【婚活】「高望み」と言われる人の実際① | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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数か月前からのコロナの影響で、婚活事情もいろいろ変わって大変なようですね。

オンラインの婚活が増えていて、直接会わずにコミュニケーションをとっていくみたいなことを聞きました。

 

わざわざ遠くへ出かけなくても良い分楽なのかな?とも思いますが、

実際に会わないというのもいろいろデメリットが多そうですよね。難しいところです。

 

 

婚活を始める人の多くは、「誰とでもいいから結婚したい」というよりも「適切な相手と結婚したい」と思っているのではないでしょうか。

 

適切、のラインは人それぞれです。

おだやかそう、話が合う、働いている、イケメン、若い、義父母の介護をしなくていい…。

 

誰しも「この人なら結婚して大丈夫」と思いたいので、自分に合う=適切な相手を探したいと思うのでしょう。

この適切のラインを世間では「相手に求める条件」と言っていますね。

 

そしてたまに(というか割と)、いわゆる「高望み」と言われる人たちがいます。

自分の状況はさておいて、相手には高いスペックを求めたり、

相手のささいなことに嫌気がさして「生理的に無理」とすぐお断りしたり、

一見融通が利かなくて、自分の足元を見ることができていないように見える人たちです。

 

私はこの、「高望みをする人」「ジャッジメントが厳しい人」というのは、案外正しいのかなと思ったりします。

 

というのも、相手に求める条件というのは、ある意味自分のキャパシティの限界を示しているんですよね。

つまり、一般的に高望みと言われる人達は、「理想が高い」のではなくて「そのくらいの人とじゃないと自分が壊れてしまうかも」ということを知っていて、どうにも条件を下げられないのではないかなと思うわけです。

 

また、「そんなことで嫌気がさしてたら誰とも付き合えないじゃん」なんて言葉を誰かに言われたことがある人もいるかもしれませんが、それもある種の自己防衛とも言えますね。

 

「結婚したいのにうまくいかないと悩む方のカウンセリングをしていったら、実は自分から出会いを遠ざけるように動いていて、それに本人すら気が付いていなかった」、なんてことはよくあります。

 

ではなぜこの方が自ら出会いを遠ざけるかと言えば、養育環境だったりトラウマだったり遺伝的なものの影響だったり、いろいろあるのですが、結局は「あるもの」から自分を守るためにそういう行動をとっていたということになります。

 

 

続く

 

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