【相談】毒親とわたし、変わるべきなのはどちらか?① | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

細々と続けている相談シリーズです(笑)

 

 

【相談】

 

最近ネットでいろいろ調べているうちに、自分の親はいわゆる「毒親」なのではないかと思うようになりました。

ヒステリー気味なのに過干渉で、家にいる時はいつもびくびくしてしまいます。

この場合、カウンセリングを受けて変わるべきなのは私ではなく親なのではないのか?とも考えてしまうのですが、

どうなのでしょうか。

 

 

 

そうですね。

確かに親が変わることができるのであれば、その方が親御さんも楽になれるかもしれません。

ただ、「毒親」の程度にもよるので一概には言えない、という前提の上でお答えすると、

 

①まず、割合的に言うと親を変えられるケースは多くありません。

もちろん親が、自分の言動に自覚があったり、話し合うことで理解が出来る程度であるなら、可能性があります。

 

ですが多くの「毒親」とされる方の場合は無自覚で、さらに反射的にそういうことをしてしまいますから、

話し合いでどうにかなるというレベルでは無いことの方が多いです。

 

「心理療法で良くなる」という可能性もなくはないのですが、まず「通い続けてもらう」という高いハードルがあります。

自覚がなくヒステリーの親御さんに、あなたが責められないように状況を説明するにはどうしたらいいのか?というのは大きな課題です。

 

親御さんも変わって、あなたも変わる(トラウマを取る)、というのが理想です。

ですが上記を考えると、「親が変わるべき」というのが現実的にはなかなか難しいことの方が多いのです。

 

 

続きます

 

*このブログは毎日19時に更新されます

 

カウンセリングルームまきびHP

 

Instagramも更新しています

 

 

当カウンセリングルームに所属する、女性カウンセラーの情報はこちら

 

佐藤楓カウンセリングHP

 

 

 

佐藤楓Instagram