うつ病に関して、こんなニュースが出ましたね。
うつ病は「ストレス」や「疲れ」によって引き起こされるということは知られていますが、
これまでその因果関係がはっきりとは解明されてきませんでした。
このニュースによれば、「SITH1」という淡白質を体内にもっている人は、そうでない人に比べて
12倍以上もうつ病になりやすいというから驚きです。
12倍ってかなり高い数字ですよね。びっくりしてしまいました。
SITH1がどうやって生み出されるのかというと、
まず、ほとんどの人が感染している「ヒトヘルペスウイルス」が、
ストレスや疲労により危機状態にある人体から抜け出そうとして、
唾液中に出てきます。
その一部が脳の中枢に到達すると再感染を起こし、SITH1を作り出すのだそうです。
メンタルの障害や疾患は、ただでさえ目に見えにくいものですから、
こういった特定の物質や物質量との因果関係が分かってくると非常にありがたいですね。
もし今後、例えば唾液のアミラーゼからストレスの数値を出せるように、
ヒトヘルペスウイルスについても唾液で検査が出来るようになれば、
もっとうつ病の予防や対処が進むかもしれませんね。
楽しみです。
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