HSPをご存知ですか?① | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

ここ数年、「HSP」という言葉がめきめきと知名度を上げています。

 

簡単に言えば、

〝感受性が鋭く、深く物事を捉え、強い刺激が苦手なひと″

といったところでしょうか。

(若干の個人差はあります)

 

例えば、

・共感能力が非常に高い

・日光や大きい音、匂いなどの刺激で疲れやすい

・想像力が豊か

などの特徴を上げることができます。(他にもたくさんありますが)

 

発達障害や神経症の敏感さとは異なり、「気質」として扱われます。

なので医学用語ではなく、そのため病院で治療などが行われることもほとんどありません。

 

さきほどちょっと検索してみたら、セルフ診断のサイトがたくさんあったので、

気になる方はそちらでいくつか試されても良いかと思います。

 

ただし、基本的には下記の4点すべてを満たしていることが、HSPの条件と言われています。

 

 

Depth of processing(深く捉え処理する力)

普通の人よりもあらゆる情報を深いところまで捉えて処理します。

 

Overstimulated(刺激に敏感)

視覚や嗅覚といった五感からの刺激に人一倍敏感です。

 

Emotional reactivity and high Empathy(感情に反応する力が強い)

共感する力、感じ取る力が強いです。他者と自分の境界線があいまいで影響を強く受けます。

 

Sensitivity to Subtle stimuli(些細なことに気が付く)

ちいさな変化や、時に目に見えない変化にもすぐ気が付きます。

 

 

多くの人が気づかないことに気が付いたり、分かってしまうことがあるために、

スピリチュアル的な力として認識されていることもありますね。

 

HSPと言われる条件を満たしている方は、往々にして生きづらさを抱えています。

住む世界の中に苦手が多すぎる、という場合も多いからです。

他人と何時間も一緒にいると疲れてしまうし、布の触り心地からふとした匂いまで、

いろんな刺激を強くキャッチしてしまうので、ストレスとなった時にかなりの負荷がかかります。

 

最近はHSPを生かしたり、うまく付き合う方法を伝える方がたくさんいらっしゃるので、

ここで書くことはそんなにないかもな~と思いつつ(笑)

 

HSPでも微妙に特性(どこが特に突出しているか)が異なるので、

それによって、「生かす方が良いのか」「生かすよりもなるべく平穏に過ごすことを目指したいのか」を

考えてみる必要がありそうですね。

 

ただ、HSPと似ていて、HSPではない場合もある、ということは少しお伝えしたいなと思います。

 

続きます

 

*このブログは毎日19時に更新されます

 

カウンセリングルームまきびHP

 

Instagramも更新しています

 

 

当カウンセリングルームに所属する、女性カウンセラーの情報はこちら

 

佐藤楓カウンセリングHP

 

 

 

佐藤楓Instagram