名作漫画の名言シリーズ①の続き | 仙台駅前にあるカウンセリング ルーム まきび

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昨日の名言解釈のCの部分に

質問がありましたのでお答えします。

 

井上雄彦先生のバガボンドの中で

沢庵和尚が武蔵におっしゃった言葉

A:お前の生きる道はこれまでも

これから先も完璧に決まっていて

B:それが故に自由だ

C:根っこのところを

天に預けている限りは

 

Cの部分ですね。

 

私は一宗教に属しているわけではないので

天が何を指すかは何とも言えないのですが、

とりあえず

万物を創造し、与え受け入れてくれる存在

としておきましょう。

 

その天が与えてくださった現象を

 

a:受け入れる

(=天を信じる、自分の根っこを預ける)

広い世界で生きるということでもありますね。

 

b:受け入れない

(=天を信じない、自分の中だけで生きようとする)

ある意味で狭い世界で生きるというのもbですね。

 

aの場合はあるがまま、

その出来事にとらわれていない

ということは自由にその出来事をみれる

 

それにくらべて

bの場合はその出来事にとらわれている

つまりその出来事に(本人の中での)

固定した意味があり、

それ以外に動かしようがない=不自由

 

(自分の)根っこのところを

天に預けている限り

というのはつまり、自分で固定した意味に

とらわれず、天から与えられたものを

そのまま受け入れる(=信じる)

 

根っこのところを天に預けるというのは

自由の下地なのかなと思います。

(あってるかどうかはわかりません)

 

それでもこれが本当の意味で体得出来たら、

流れのままに物事をみることができるのかなあ。

 

それは生命の躍動をみることなのでしょうかね。

 

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