ここ最近、ブログを真面目に書いていましたが
さすがにちょっとひとやすみ。
宮本武蔵の半生を描いた漫画
井上雄彦先生のバガボンドを
昔読んでおりましたが、
今はどこまで進んだんでしょうかね。
武蔵が農業をしてから小倉へ向かう
ところまでは読みました。
好きなシーン、名言がたくさんあるのですが、
今日はこの言葉を思い出したので
書きたいと思います。
沢庵和尚が武蔵にむかって
「お前の生きる道はこれまでも
これから先も完璧に決まっていて
それが故に自由だ
根っこのところを
天に預けている限りは」
とおっしゃいます。
これっていろんな解釈があると
思うのですが、
私としては単純にとらえまして
A:過去、現在、未来の物理的な現象は
決まっている
B:それをどうとらえるかは自由である
C:与えられた目の前の現象に
逆らわなければ(=とらわれなければ)、
ということなのかなと思いました。
Aは簡単に言うと人生は運命のようなもので
決まっているよ、自分で決めて生きている
つもりが実は決められているんだよ、
とおっしゃりたいのかなと。
Bはただ目の前に起こった出来事を
どうとらえるかは個人個人の自由である
カウンセリングにおいても
現実に起こったこと自体が変わらずとも
その現実のとらえ方が変わる人は
たくさんいます。
Cは天を信じるというか、
天から与えられたもの
(=現実に起こったこと)
を受け入れる
逆にそこにとらわれてしまう、
もっとこういうものがよかった
など現象を変えようとすると
自由にその現象を
とらえることができない
ということなのかなと。
カウンセリングにおいても
非常にためになる名言でありました。
ありがとうございます。
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