記憶の消化・記憶の消去③ | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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一昨日、昨日と簡易的ですが

記憶についてのお話しを

させていただきました。

 

記憶は

A出来事の記憶

B感情の記憶

が結びついている。

 

心理療法は

Bのほうを消化することで

記憶が原因で起こっている

何かに影響を与えることができる。

 

昨日で言うと

昔お付き合いしていた男性にDVされた

CさんのB感情記憶を心理療法で

消化することで

 

睡眠がうまくとれていなかったCさんが

ぐっすり眠ることができた、

ということがありました。

 

ただですね、人が話す記憶の内容が

実在するのか?空想?捏造?妄想?

なのか?わからないことがあります。

 

同じように、今度は母親からDVされた

というお話をされた男性Dさんがいました。

 

同じように心理療法をしてみたところ、

特に記憶が消化された感じがありませんでした。

 

もちろん、どのケースにも誰にでも

心理療法が効くとは限りませんが、

まったく効かないというのも変だなとも

思ったんですね。

 

そこでその男性のお母さんから

お話を聞く機会がありました。

 

およそDさんからお話を聞いた人物像とは

かけはなれていました。

 

お母さんのお話しの限りですと

激しい暴力をふるったようなことは

なかったそうです。

 

もちろん、Dさんとお母さんのどちらの話を

信じていいのか、ということもありますが、

 

Dさんは思春期あたりから

周りから悪口を言われている、

自分の見た目やにおいが気になる、

たびたび事実にないことで家族を責める

 

などある種の特徴をもっていらっしゃったので

もしかすると家族からのDVも

妄想?の可能性があるなと思い、

 

記憶の消化の心理療法でない方法で

やりとりさせていただくことにしました。

 

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