記憶の消化・記憶の消去② | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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昨日の話の続きですが、

記憶って

A出来事の記憶B感情の記憶

からできていて

 

不快な記憶の感情部分の消化に

心理療法を用いることがある

という話をさせていただきました。

 

わかりやすいたとえで、

お付き合いしてる男性からDVをされて

その記憶が何度もよみがえって

 

眠りが浅いからお酒を飲んで

寝るようにしていた女性Cさんがいました。

 

Cさんに心理療法をうけていただくと

昔お付き合いしてた男性のことを

思い出しても

 

今まで起きていたB感情や感覚

わきおこってこない、

そんなこともあったなという感じ。

 

むしろA男性から受けたDVの記憶自体も

思い出しにくくなっている。

 

Cさんに二週間後に

もう一度お越しいただいたときには

 

よく眠れるようになった。

でも前ほど、お酒がおいしくなくなった(笑)

と言われました。

 

つらいことをマヒさせるための

お酒はとてもおいしかったと思いますが、

つらくなくなったので

 

お酒もおいしくなくなったようです(笑)

 

というように記憶が睡眠にまで

影響を与え、その原因である

B不快な感情記憶を消化することで

 

睡眠が元の状態に戻る

というのはよくあることだったりします。

 

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