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カウンセリングルームまきびHP:感想
私が患者でいるとひしひしと身に染みてうれしいことが、見舞い側になるとなかなかできないのが相手に触れるということ。
2014年7月、母が視床充血で倒れた。その7月はまだしも、9月の母は抜歯で後退、亡霊のようであった。それでも母を好きでなかった娘もその夫も別れ際には自然に手を握っていたが私にはできなかった。
それが2015年1月、弟の初めての要請で、弟が帰宅する間、私が母を看ることになった。母は24時間という程、手をつなぎたがっているというので、何の思惑もなく、自然と母と手をつなぐ私がいた。
それを見た弟は「やっぱり母娘だなー」と感慨深げ。
反対に私が静かに思ったのは「へぇ~、お母ちゃんと手をつないでるんだ。TVドラマならここが最大の盛り上がり、「お母ちゃ~ん」と母親を抱きしめて号泣するところよね~」
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