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カウンセリングルームまきびHP:自己紹介
母と手をつなげたのは、百回を超えるカウンセリングと物理的に7年、年賀状1本で距離をとれ、母への執着がどこかへ行ってしまったからと思うのだが……、それだけ……とも思う。
というのは姑を見舞い別れ際、手を握りたがっているのが分かるので何とかそれをかわし、一回だけかわしきれずに握手した。
マシュマロみたいで骨も感じられず、ただそれだけだったのだが……、「私は教師だったから、何でもわかる。子供が悪いのはあなたがつくる家庭が悪いからよ」と私に言い放った強さというか、虚勢は全く感じられなかった。
それでも握手するとべったりよりかかられそうで、あいさつ直前に側を離れるようにしてきた。
月に3,4回行く次男である夫に向っても「誰?」と時に言うらしいが、たまに行く私には緊張があるのが名言を言う。
私は15年位と20年位前に、姑にはしっかりと根底から反論したことがあり、それから姑の私への態度は決定的に変化した。
しかし母に根底から反論した事がない。根柢の根底をわずかに残してきた感がある。
母と姑が決定的に違うのは、姑は良くも悪くも反応がある。母は全く反応しないというより、自分に都合の悪いことはなかったことにし、反応しても「私が間違うはずがない」を根拠に、ピントはずれのこと――と私は思うがーー母にとっては正論を主張する。
故に7年音沙汰なしについても一言もなく、私もその方が楽なので黙ってきたし、まして母のことでカウンセリングを受け続けたなぞ沈黙の底である。
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