ほんとにつらいとき | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

*このブログは毎日19時に更新されます*

カウンセリングルームまきびHP:予約方法

ほんとにつらいときは、
その人がつらいと周りの人にはわからなかったりする。
笑っていたり、真面目な顔をしていたり、
周りから見るとわからないことが多い。

会話の内容も普通だったりするから
ほんとにわからない。

ほんとにつらいときは
意外と「助けて」と言えなかったりする。
「助けて」と言ったら、
今まで保っていた自分が崩れてしまう気がして
助けを求められなかったりする。

そういう気持ちになったことがない人は
「なんで助けを求められないの?」と理解できないのだが、

例えば(あまりない設定ですがイメージしてみてください)
高所を綱渡りしてるときに、
ちょっとでもバランスを崩したら終わり、
というときに、誰かに話しかけたり、
話しかけられたりしたくない感じだと
わかっていただけるかと思います。

そういうときは「助け」を求められるまで、
じっとしてるのがいい。
無理に助けを求める必要はない。
まずは助けを求められるだけの
バランスがとれるまで待つといい。

そういうときはやってくる。

できたらひとつではなくて、
いくつか助けになる人、
ものがあるとよりいい。

求めていると与えられるときがくる。

そしてそのつらさは、
ほんの少しの違いから
起こっていたことに気づいたりもする。

あなたの意識が他に向いた時に
いくらか楽になるのなら、
どうやって意識をその「つらさ」からそらせるか、
まずはそこからでいい。

あなたがその「つらさ」より
少しでもマシな状況を思い浮かべてみよう。
たぶん、そこには意識をそらすヒントが隠されている。

そして意識の向かう方向の問題だと気づけたら、
とてもいい。



*このブログは毎日19時に更新されます*