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カウンセリングルームまきびHP:コース
「『ありがとう』と言ってほしい訳じゃないけれど、
『ありがとう』と言うのが人間として本当なのに
(〇さんは言わない)!」は母の口癖。
私は『なにさ、ありがとうを言わせたいくせに!』
といつも心の中で罵っていた。
そして、母の感謝されたい!という
『恩着せがましい気持ち』は私にも遺伝しているだろう
という推測が、気持ち悪かった。
だから『私は、絶対に、人のためにと思って行動しない!』
私は『したいからする!』『ついででないとしない!』と決意してきた。
昔住んでいたところに安い八百屋さんがあった。
双子を乳母車に乗せ、
お隣さんの子どもと我が家の上二人の三人を
乳母車につかまらせて行っていた。
八百屋のおばあさんは、
「自分の子が4人もいるのに、お隣さんも連れてご苦労さんだね。
それにいつもビニール袋を持ってきてくれてありがと。
そんな人は、いっぱい子供を産んでね」
と行くたびに笑って言ってくださってた。
四人でも五人でも手間に変わりはない。
『ついで』だから連れて行く。
ビニール袋でなく『金の袋』だったら、
毎回もらうけれど、ビニール袋貯めても使うところがないもの、
と思ってた。
そして、カウンセリングにかかわるようになった。
いつの頃からか『ついででないとしない!』
という決意は忘れていた。
かといって、人のために!…
と思うようになったわけでもない。
その時の気分で気楽に動けるようになっていた。
そして、やっぱり、
『ついで』は自分が楽で、私は大好き。
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