なんでも正直に言わねばならぬ、という強迫観念 | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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カウンセリングに関わりだして1・2年の頃、思う事は正直に言った方がいい、というより、『正直に言わねばならない!』という強迫観念があったように思う。



それは10年いた会や、母からきていたと思う。

母は何も言わず、態度は『こんなに正しい私を何故褒めないの!』と怒り、『こんなに遠慮してる私には、相手から〇〇していいよと言うべきだ!』と怒っているとしか思えなかった。



『正しいなら、希望があるなら、自分でちゃんというべき。それで、しっぺ返しを食らうなら、しっぺ返しを引き受け戦わないのは卑怯だ!』という強い思いは子どもの時からあった。



その強い思いが、今起こってることでなく、未来に起こるかもしれないという不確実なことであっても、今から言っておかねばならない、今言わないのは卑怯だとまで思い詰めるようになっていった。

そして、言わずもがなのことを言って、相手を傷つけてしまったことさえ起った。



その時まで言わなくてもいい事や、大人の対応もスムーズな人間関係には必要…と思い知った出来事だった。


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