「フタをあけずに済むなら開けない方がいい。開けてしまったなら底まで覗き込むしかない」…[母を支える娘たち]高石浩一
カウンセリングに関わりだして5・6年。
母のことでのクライエントを何十回やったろうか、いやもう百回はとっくに超えていたかもしれない。
それほどに、吐き出しても吐き出しても、限りなく出てくる母への「違和感」。
それを、「怒り」でなく「違和感」としか言えなかった。私ってなんぼほどしつこい人間なんだろう、と、自分に辟易して嫌気がさしていた時に読んだ本の一節。
「フタをあけずに済むなら開けない方がいい。開けてしまったなら底まで覗き込むしかない」
そうなんだ、しつこくしつこく追っていっていいんだ、私の「あきらめない強さ」がここまで導いてくれたんだもの。「底の底」まで追っかけていこう・・・と私を後押ししてくれた言葉に出合った。
求め続ければ、人だけでなく後押ししてくれる言葉に出合える。それ以外に何が書いてあったか全く記憶にないほど強烈な言葉に出合える!
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