ショックを感じられない | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

「ショック?」とカウンセラーに聞かれたが、何も意識に起こらず笑って「ありがとうございました」とドアを閉めた。

そのとたん、力が抜け歩くのが大変。喫茶でしばし座り込む。

なんだったんだろう、と思うが、考えは進まない。

 

何日かして思い出した。七ヶ月前もそうだった、お酒に弱くなったんでなく、あの時私はショックだったんだ。

 

何でショックをすぐに感じないの?私は・・・

そしてそのことでカウンセリングを受けたら、出てきた。

 

おじいちゃんと別れたショックを母に知られてはまずい!

もうおじいちゃんとは暮らせない!

これは小一になったばかりの私には、最大の庇護者を、愛の対象を失ったこと。

母にもまさり、無条件で私を愛してくれた人。

 

母にとっては、人生のパートナーとは認められない男との間の子である私。

   私を愛するには条件が必要だったのだろう。

   その上、私はおじいちゃんが好き。

私に、愛と怒りを感じて当然、と、今は理解はできる。

が、昔、小一の私が、納得できるわけがない。

   そして、もうおじいちゃんはいない。

   おじいちゃんと別れて以後の保護者は母。。。

小一の私はおじいちゃんとの別れのショックを、全くの無意識で、押さえ込むしかなかった、、、

母子寮にやってきたおじいちゃんに気づいても、感情が起こる直前の一瞬で感情を押し込めたのだろう。

 

小学生なのに『今の私の保護者は母』と利己的に瞬時に理解する嫌な奴。そして、祖父を思い出しても好きだったはずなのにとは思っても、恋しい会いたいとも感じない私はなんて冷たい人間、と自分を責めてきた。

 

 小さい私は、生きるためには感情を押し殺すしかしかなかったんだ。

  今は、ショックはショックで、その時感じていんだよ。

   私に一つ一つ許していこう。

 

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