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昨日はイネイブラーの世話焼き行動の例について書かせていただきました。今日はイネイブラーがイネイブリングをしていること、自分がいねいぶらーであることに気づきにくい点について書かせていただきます。
イネイブラーは(家庭環境が原因と言われていますが)自己価値が低く、認められたい欲求が強いので、自分をほめてくれる人や自分を必要としてくれる人を求めています。
そうするとどうしても問題行動がある人と一緒にいてその人を世話することに生きがいを感じてしまいやすいです。
逆に言えば、問題行動がある人と一緒にいるときにイネイブラーであることが発覚することが多いです。
なぜ気づきにくいか、そのひとつには世間的にみれば、人助け=いいこと=愛情・思いやり、という図式があるからです。イネイブラーの世話焼き行動(=イネイブリング)は一般の人にとっては献身的ないい母親、できた人、という賞賛をあびることがあり、周りからもましてや本人自身も世話焼き行動を問題だと思えないことが気づきにくさを生みだしているのだと思います。
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