気楽に生きる、その先に。。。2014年 | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

*このブログは毎日19時に更新されます*

カウンセリングルームまきびHP:コース

今年最後の日です。

昨日はマズローの『自己実現』について書かせていただきましたね。

カウンセリングで心理療法、食事等の生活改善をしていくことで症状、状態が改善し、『気楽に生きる』ことができる、それを実感する人が増えて、今年もうれしいです。

ちなみに症状が改善したことを本人が気づいていない場合もあるので不思議ですが(笑)実はこれにも意味があります

昨日も書かせていただきましたが、『気楽に生きる』、その先があると思うのです。

もし症状が改善したとしても、『なんとなくまだ何かあるんだよな~』という気持ちになったり、症状改善に気づかない場合には、その人は『気楽に生きる』の先を求めていらっしゃるのかもしれません(もちろん変化が徐々に自然に行われることで症状が改善した状態が当たり前になりすぎて単純に気づかなかった人もいらっしゃると思いますが(笑))。

そこに(ファッション雑誌で語られる『自己実現』や『自分磨き』のような目標の達成ではなく)マズローが言う『自己実現』にヒントがあるように思うのです。

私が思うにそういう『自己実現』とは目標達成ではなく、状態をあらわしていると思うのですがこれはあくまで個人的見解です。

これをぼかしていうなら自己超越的な何かに対する思想や感覚をもつこと、と言えばよいのでしょうか。

ただこれを既存のイデオロギー、既存の超越的な何かやそれに集まる集団的なものやその指導者(この辺はぼかします)にゆだねることとは違うように思うのです。

あくまで個人がそこに何らかをつかむことが大切なのであって、集団的、教科書的にはなりえないような気がしています。

なぜなら既存の超越的な何かにはルールがあり、罰があるから、それは本当の意味で自由ではない気がしています。

来年はそういうことをカウンセリングの中でもっとわかりやすく掘り下げ、さらなる実感を得ていただくことができるように、精進していきたいと思っています。

ではよいお年を。


*このブログは毎日19時に更新されます*