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私が、次女が発達障害ではないかと知ったのは次女が31歳の時です。
それまで、CO勉強会で相談者役をするとよく次女のことを持ち出していました。自分のことで相談者役をすると話題として持ち出したことの意味ややりたいことが分かったりします。しかし、次女の時はどんな話題であっても「なんであんたに推測がないの!推測が!」という、困った―という悲しみより怒りが出るばかりでした。
そんな時に、CO仲間で福祉の仕事をしている人に言われたのは「もしかしたら娘さん発達障害かもしれないね」でした。
「発達障害かもしれない」という言葉は、奈落の底から私を救い出してくれました。
他の兄弟と同じにしてるのに、なんでこの子だけに推測や気遣いがないの!3歳までにかまってやらなかったから?家庭教師をつけなかったから?などなど、自分を責め続けていた私。
それが、障害なら、障害に対応するやり方があるはず。障害にあった対応をすれば推測や気配りが育つんじゃないか、私だけが悪いわけではなかったんだ~、と思えたのです。
そして、独立を言い渡した時に「発達障害かもしれない」と知らなくてよかった!知っていたら怖くて独立せよと言えなかったかもしれないとも思いました。
そして独立2年後のリストラで生まれた時間の余裕がカウンセリングへと娘を導いてくれ、生きてゆくうえでの技術を学ぶことにもなってゆきました。
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