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カウンセリングルームまきびHP:相談例
次女は社会に出て、就職・引きこもりを繰り返し、たくさんの職場での様々な職場環境を体験し、中には嫌でも避けることのできない人との付き合い方など、学ばざるを得ない多くの体験があったはずです。が、ほんとに有効な学びとなったのか、親としてそれを手助けできたのか、…ただイライラと見てどうしていいかわからず落ち込みを繰り返していた親でした。
30歳を前に一人暮らしをするようになった2年目、それまでで一番居心地良かった職場を不景気のあおりでリストラにあい、時間が出来た今こそカウンセリングだ!と思い「今、時間あるでしょ。もっと楽に生きられるようにカウンセリングを受けてみない?」これが、以外にも、すんなり受け入れられました。
ほどなく見つけた職場は今までで一番困難なようで、作業工程を覚える煩雑さと先輩のきつい言葉に傷つく事も多かったようです。さすがに、私にもたくさんのことを話すようになりました。
この時、気をつけたことは、聞くだけでは情報がすり抜けてしまいやすいので、話すだけで終わらせないことでした。できるだけ手紙やメールを書き、字や図を見ることで意味や言いたいことが伝わりやすいようにと心がけました。
そして、なによりカウンセリング!
人に自分を語り、語りたいことを聞きだして深めてもらえるという初めての体験は、仕事を覚える上でのことや先輩たちにとの交流の困難への対処、生活するとはなにかを学ぶことになりました。
年を重ねた子の教育を親がやり直すのは至難の業と思えます。他人であるカウンセラーにだからこそ、親のことも愚痴れるし、人の言葉に聞く耳を持てると思いました。
カウンセラーから、生活するために必要なことを知る大切さを学び、食生活や運動など生活を整えてゆき、仕事を続けることもできました。
そして、結婚にまでこぎつけることができた次女の成長にほっとしています。
親も子も、いまさら無理などとあきらめず、子の教育は親の責任と固くならず頼れるものは何でも活用し、いろいろ試してみることが大切なんだろうなと思っております。
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