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カウンセリングルームまきびHP:感想
叔母や友達が送ってくれるおさがりの子供服で4人は育った。
双子が2・3歳の頃、バスで隣の席の方から「そっくりね。間違わないように違う服を着せてるの?」「おさがりだから同じ服はないんですよ」に、はっと浮かんだ表情は、かわいそう!しまった!その方が思ったのは『双子なのに同じ服が買えないかわいそうな家族にかわいそうなことを言ってしまったワ』だったのだろう。
私は、子供はすぐ大きくなる、おさがりで十分、当然と思っていた。
小学校ぐらいになると「俺たち何時になったら服買ってもらえるの?」「箪笥の上見てご覧。お母さんの友達が送ってくれた服がいっぱい。捨てるなら洗濯しなくていいのに、洗濯して畳んで送料までかけて送ってくれるのは、あんたたちに着てもらいたいからよ。」それでおしまい。
おさがりで育った4人が誰ひとりいじけてないしひがんでない。ただ、高校生になると、服のためにバイトバイト。
「これいくらだと思う?」「3千円?」「あんたの値段はそんなもんか?8千円だ」「えっえー、Tシャツが…」8千円もするTシャツ着てどこ行くねん!と思えど口には出さず…だせず???おさがりの後遺症???
お金は大事なとこへつかうもんじゃ!という精神が子どもにつたわっとらん!と思ったけれど、今の私は「イヤリングとネックレスがA4引出し10段2つにいっぱい」娘に「つけるのは好きなのだけでしょ、整理したら」と言われた。
恐るべしこの変化!
『五つ子』の昼ドラでも、色違いの同じ服をいつも着せられてる5人。高校教師でそんなに豊かなのかな?一遍投書してみるかなと思いつついた。
決まってないのに、社会通念としてまかり通ってることって意外に多く、生活を縛ってるのではないだろか。
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