妄想をテーマにする理由 | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

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最近、なぜ妄想をテーマにしているかといいますと単純に、みなさんに知っていただきたいからです。

妄想と現実の区別は本人ではなかなか尽きませんし、周りも突飛な妄想でなければ、問題ないでしょ、と軽く扱ってしまう。しかしこれがあとあと問題を大きくしてしまうのです。

特に親御さんとしては自分のお子さんが『妄想』を持っているとは思いたくない。うちの子は普通で、ただ勇気がないだけ、わがままなだけ、やる気がないだけ。そしてやる気をだせばそのうちなんとかなる、と思い込んでしまう。

そして本人も妄想と現実の区別がついていないので、自分はやればできるはず、と思いながら、何度も同じ失敗を繰り返してしまう。

そういうループをなんとか抜け出していただくためにも本人、ご家族に『妄想』について理解していただくのは大切なことなのです。

ストレスがかかると急に仕事や勉強がうまくいかなくなってしまう人がいた場合には、発達障害、ディスティミア型うつばかりではなく、その原因のひとつに『妄想』からくる問題があることを知っていただけたら、よりカウンセリングを進みやすいと思い、『妄想』をテーマに書かせていただいています。


(あくまで個人で勉強、情報収集した上での見解にすぎませんのでご了承ください)


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