妄想は奥が深い | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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昨日まで書いた妄想の話は本当にまだまだ奥が深いです。周りが冗談ととらえている話が実際に本人は大まじめで病的な妄想だった、なんてことはよくあることなのでしょう。

実際、統合失調症っぽい人でもしっかり学校を卒業してきちんと働いている人もたくさんいらっしゃいます。ただそういう方は人付き合いや考え方が独特であったりします。

日本では1990年代にはPTSDやアダルトチルドレン(ADは医学的診断名ではありません)が、2000年代にはディスティミア型うつや発達障害が注目を浴びましたが、とにかく一般の人と違う、独特の感覚や考えの持ち主で生きる辛さを抱えている、ということに焦点を当てたものでしたよね。

これからもいろいろ出てくると思います。隣接分野でも昔はインディゴチルドレンとか最近だとHSPとか流行がどんどん変わっていくでしょう。

どんな視点をもってみていくか、どうしたら楽になるのか?を考えていく上で『妄想』という視点からみることでもできることが増える気がしています。

内側にある考えを、本人なりの本当の考えであり、感覚であると考えるのか、脳が生みだした『妄想』であると考えるのか?

楽に生きる、という視点に立って、場合によってはそれを認めて現実的な対策を立てていくことも大切なのではないかと考えています。

(あくまで個人で勉強、情報収集した上での見解にすぎませんのでご了承ください)


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