妄想っていろいろある | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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昨日はこだわりと妄想について少しだけ話しましたが、特に妄想は健全な範囲の妄想と健全とはいえない範囲の妄想があります。

種類も被害妄想、誇大妄想、関係妄想、貧困妄想、心気妄想、罪業妄想、注察妄想、などたくさんあります。

妄想と言えば、明らかに現実離れした話をしているのが妄想と思いがちです。例えば、「あの映画の内容は私の人生をモチーフにしているの」みたいに、誰にでも妄想とわかるものから、専門医でも5分やそこらでは見分けがつきにくい妄想もたくさんあるそうです。

特に多いのが被害妄想。

自分は学校や職場の周りの人、全員(もしくは8割くらい)から嫌われている、というものです。本人の話を聞いていると、本人がいじめられている場合などは本当にそうかもしれないとこちらも思ってしまいがちです。

でも現実問題、全員から嫌われることなど、そうそうないのです。よっぽど全員に迷惑をかければ別ですけど。

全員から嫌われていると話す人のことを、周りはなんとなく思い込みが激しい人だな、という程度の認識しかもちませんが、実は被害妄想であったりします。

見分けるポイントは小学校の低学年、思春期(特に10歳~14歳くらい)、大学、社会人になるあたりで急に集団にいることが苦手になっている場合、妄想の可能性が高いです。

もうひとつはその頃から自分の考えに固執する、がんこになる、人付き合いが疲れる、苦手になる、対人緊張が高くなる、等が見分けるポイントになります。

(あくまで個人で勉強、情報収集した上での見解にすぎませんのでご了承ください)


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