真実を追及するとどこにたどりつくのか? | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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仕事をしていると『こだわり』の強い人にあうことが多いです。「〇〇は正しいんですか?」と聞かれるといつも心のどこかで答えに困ってしまう自分がいます。

根本的に言えば、心理学も医学もまだ発展途上で今日の真実が明日の実験結果によって嘘になることもよくあるからです。

例えば、昔は疲れたときはチョコレート、つまり糖分が必要だと言われていましたが、最近は脳にはビタミンとタンパク質が大切で糖分はそれほど摂取しなくてもよいという話がでてきました。

ただチョコ好き、甘いもの好きの方には受け入れにくい話ですが笑

しかし、このビタミンやタンパク質が脳に大事、という見解もまた塗り替えられていくかもしれません。

こういう真実の追及について考える時、原子の話をよく思い出します。

高校の時に習った原子の構造図と言えば、真ん中の原子核の中に陽子と中性子があり、外側を電子がまわっている、というものでしたよね。

あれってあくまで高校生に原子をこんなふうに考えるとわかりやすいよ、というイメージ図であって、本当はああなってはいないらしい。あの図はボーアの原子モデルとかそんな名前だった気がします。

それどころが原子に関しては未だにわかっていない部分もあるようです(化学は素人ですのでこの情報が最新かまではわかりません)。

さらに物質の最小単位だと考えられているクォークも仮説にすぎないようですし、さらに小さな単位が存在するかもしれません。

私が子供の頃よりいろんな分野が発展し、わかることが増えてきましたが、ここで面白いのは調べれば調べるほど、わからないことも増えているような気がするところです。

ふたを開けたら、さらにふたが!

どこまで開ければ、真実にたどり着けるのか?

古代ギリシャのユークリッドが素数が無限にあることを証明したように、意外とふたはなくならないかもしれません。

もしかして真実とは、私やあなた次第、ということだったら、どうしましょう?


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