『自分らしさ』の考察⑥ | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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回までの考察で、私だけの『自分らしさ』とは、個性的な性格をしている、バスケットボールがうまい、ギターがうまいなど、比較対象になりうる要素の集合ではない。しかし『自分らしさ』は『ある』。

そしてそれは本人には自覚できない。ということをお話しさせていただきました。

そこでCDと生の音楽の話。最近はより生音に近いCDを作成しているようですが、実際には人間の耳で聞こえない周波数はCDではかなりカットしているようです。

音楽通の人がレコードにこだわるのは生音に近い周波数まで録音してあるからだということを聞いたことがあります。

CDで聴ける曲をわざわざライブハウスやコンサート会場まで聞きに行くのは演奏している、歌っている本人を見たい、そのパフォーマンスを見たい、と言う方も多いでしょうが、CDでは感じられない『何か』を感じるためにそこに行かれる方も多いと思います。それが意識的であれ、無意識的であれ、です。

その『何か』こそ、CDでカットしてしまった人間の耳では聞こえない周波数だと思うのです。

そしてこれと同じことが『自分らしさ』についても言えるのではないか?と私は思うのです。


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