「自分のことは自分が一番よくわかっている」という罠 | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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私の問題は〇〇です。わかっているんですが、できないんです。

相談者さまからよくお聞きするセリフです。

この「わかる」が意外にくせものでして、何をどのように、どのくらい「わかっている」のか、本当に人それぞれです。

私は「自分のことは自分が一番よくわかっている」というのは間違っているとまでは言いませんが、正しいとも思えないのです。なぜなら家族や周りの人から「あんたってこういうとこあるよね」とハッと気づかされることがあるからです。

または「え、自分にはそんなところがあったの?」と思わされることもときどき、あるいはよくありませんか?

自分の背中がみえないように、周りから見てもらったほうが早い、こともありますよね。

その生きづらさはもしかするとあなたが「わかっている」右側からではなく、実はななめ左下からきているかもしれません。

自分の問題が「わかって」いても変えられないときは、自分じゃない視点を取り入れてもいい時期ではないでしょうか。



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