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カウンセリングルームまきびHP:コース
「何をしたらいいかわからない」
という訴えを仕事柄よく聞きます。
こういう方はたいてい能力もあるし、
一度方向を選んでしまえばその手順もわかる。
「方向を選べない」ということなのでしょうか。
ただ選べないが長年続くと
能力のほうも低下してきていると本人が感じて
(本当はそれほど低下していないことが多いのですが)
手順だけが頭を何度も巡っては選べない自分を責め、
さらに動けなくなってしまいます。
選択肢のA、B、C、Dは
本人にとって同じ価値だから選べない。
選ぶにはあえて偏りをつくることもひとつの手ですよね。
この偏りをつくる原動力のひとつに
感情を用いるのはいかがでしょうか。
選べないとおっしゃる人と接していると
一部の感情が希薄だったりします。
もうひとつは間違いを恐れることでしょうかね。
どちらにしても知識や情報、考えて
その選択肢に価値が見出せなかったら、
あとは感情の問題を検討してみてはいかがでしょうか。
筋力トレーニングと一緒で感情の付き合い方も
積み重ねが必要だったりします。
抑えている(抑えられている)感情は
感じにくくなることもあります。
喜怒哀楽、もっと言えば身体感覚を
チェックしてみるのもよいかもしれませんね。
新しい何かを見いだせることもあるかもしれませんし、
昔感じてた懐かしいあの感じを感じることも
あるかもしれません。
さあ、あなた自身にふれてみてください。
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