スゴイ!デカイ!ギザ!
サッカーラの階段ピラミッドと違って、
ギザの3大ピラミッドは、街に近い。
というより、街がかなり近くまで迫っている。
甲高いクラクションが響き渡る大通りからも
その姿を臨めるし、
3つのピラミッドが見渡せる展望台からは、
カイロのコンクリートジャングルも一緒に見える。
↑展望台から見た3大ピラミッド。後ろのカイロの街が見えるかな。
少し興ざめでもあるが、
それを補ってあまりある迫力がそこにはあった。
なんてったって、
デカイ!
崖っぷちギリギリに立っても、おさまり切らないクフ王のピラミッド。
こっちも、
スゴイ!
カフラー王のスフィンクスとピラミッド。
これを、人の手で一つひとつ積み上げたとは…。
どんなに丁寧に説明されたって、理解できない。
しかし残念なことに、この壮大なスケールも、
私の力では、デカイとかスゴイとか
チープな言葉でしか表現できない。
そこで、『古代エジプトうんちく図鑑
』で身に付けた知識を、
少し披露させていただくことにしよう。
3大ピラミッドに使われた石材の数、
なんと合計270万個!
1個あたりの重さ、平均2.5トン!!
それって、それって、どれくらい??
…かというと、なんと!
高さ3メートル、厚さ1メートルの壁で
フランス全土を包囲できる量だそうな。
ほえ~…。
仕事とは言え、文字通り骨身を削りながら
これをつくり上げた古代エジプト人、あんたたち、スゲェよ。
【プチ役立つ情報】
・スフィンクスを出てすぐ右手にあるトイレは、
外からは臭いますが、中はけっこうキレイでした。
入り口でトイレチップ必要です。
注)のぼれません!サッカーラ階段ピラミッド
エジプトに階段型のピラミッドがあるなんて、
エジプトに行こうと思うまで、全然知らなかった。
そして実際に目にしてみて、
昔から知っていた形のピラミッドより、心動かされた。
サッカーラの階段ピラミッドは、
ジョセル王がつくらせた、エジプト最古のピラミッド。
「なんか我が王を三角の墓に入れたげたい」と思い立った
記念すべきものだ。
そんな歴史的背景も影響しつつ、
心動かされる最大の要因は、そのロケーションにある。
クルマで走っていると、砂礫ばかりの風景の中に
突如として階段型の物体が…!
↑クルマの窓越しに見えてきた階段ピラミッド。
近づけば、めちゃデカイ!
「階段」って言っても、その一段は半端ない大きさで
到底のぼれるものではない。
↑写真中央に、ちっちゃくいるのが私。その大きさを実感。
今にも崩れそうで崩れない、この階段型のシルエット。
近くから見て良し、遠くから見て良し。
やっぱり、ここまで足を伸ばしてよかった。
せっかくだから、ダフシュールの
赤のピラミッドと屈折ピラミッドも行けばよかったなー。
あ…でも、あの『とんでもガイド
』と、
あれ以上一緒にいるのは御免こうむりたいし、
これで満足するとしよう。
【プチ役立つ情報】
・そんな砂礫のど真ん中の階段ピラミッドですが、
かなり近くまで車で行けます。
『地球の歩き方』だと、 「えらく歩かなきゃいけないから、
ラクダ、ロバ、馬車などを使うといい」
のように書いてあるけど、
カイロやギザからタクシーをチャーターしている場合は、
その必要はありません。
エジプトの古都メンフィスの見所
最初に訪れたのは、メンフィス。
エジプト古王国時代に首都だったこともある。
…とは思えないほどの寂れっぷりで、
ほとんど何もない場所だった。
見所1つめ!
ぶっ倒れたラムセス2世像
でかい!そして美しい!
『古代エジプトうんちく図鑑』 の中の一節、
この像が発見されたときの
イギリスとエジプトのやり取りを思い出すたび、
おかしみが込み上げてくる。
いやー、イギリスにあげなくてよかったよ。
どうやったら、こんなにデカイ石を、こんなに滑らかに削り、
こんなに美しい顔に仕上げることができるのやら。
ぶっ倒れているおかげで、耳の穴までものぞける
かなり身近なラムセス2世である。
ラムセス2世から一番の寵愛を受けた王妃ネフェルタリ。
ちっさ!
見所2つめ!
ギザのカフラースフィンクスと比べると断然小さい。
ゾウより小さいくらいのサイズだが、
ほとんど崩れることなく、キレイに残っている。
↑アップにすると、こんな顔。
木々の緑や青空に映えて、かわいらしい。
そして、見所…
終了!
いや、他にも何やら石でできた色々がゴロゴロしていたのだけど、
あまりにぞんざいな扱いで、遺跡とは思えない。
滞在時間、約30分。
無理して行かなくても良いけど、行ったら行ったで面白い。
行ったら行ったで面白いけど、無理をして行くことはない。
古都メンフィスとは、そういうところであった。








