まず初めに、平素より千葉大学男子ラクロス部をサポートしてくださっている皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。
大した成果も残せていない私が書いた拙い文章ですが、今の私の気持ちと、後輩へのメッセージを書いたので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
さて、ブログを書くのも残すところあと二回になってしまった。
日が昇る前に起きて、朝練に行き、爆速で実家に帰り、また学校に来て授業を受けて、同期と一緒に味楽で昼飯を食べ、ミーティングをした後はジムや壁にいく。帰宅はいつも0時を超えていて、次の日もまた朝5時に起きて朝練に向かう。そんな普通の大学生とはかけ離れているだろう生活もあと三ヶ月と思うと寂しく感じるものです。
なぜここまでして一部に行きたいのか。そのモチベーションはどこから来ているのか。このことについてよく考えるし、同期とも良く話す。
半年間の留学から帰ってきて直ぐに、A1の試合を見に行ったのだが、その規模感と躍動感に魅了される一方で、ラストシーズンを二部で終えることになり、この舞台を経験することはおろか、目指すこともできない虚しさを感じた。だからこそ、後輩たちには一部という舞台を経験して欲しい、OBという立場から千葉大男子ラクロス部が一部で試合をしているところを見たいという想いから、一部に昇格したいと思っていた。A1を隣で一緒に見ていた照井には、来年は一部でお前らが試合するんだぞと、しつこいくらい言ったのを覚えている
けれど、最近そのモチベーションの源泉に少し変化を感じている。なぜ一部に行きたいのか。それは、同期含めてたくさんの時間を共にしてきたチームメイトと一部昇格という瞬間を味わいたいからだ。その後の飲み会も含め、目標としてきた一部昇格を達成した瞬間にどんな気持ちになるのだろうか。きっとこれまでに感じたことのない達成感を感じることができるのだろう。一部昇格の目的が後輩に向いていたベクトルが、自分のためや25シーズンの千葉大に向くようになった。大好きな同期と少し生意気だけどやるときはやってくれる後輩と、みんなで一部昇格の瞬間を味わいたい。これが今ラクロスを頑張れているモチベーションです。
少し話は変わりますが、新歓幹部として新歓を運営していたこともあり、ラクロス部に入部を決めてくれた一年生に対しては部内でも人一倍、思い入れがあると思っています。
まずは、数ある部活やサークルがある中から、男子ラクロス部を選んで入部を決めてくれて本当にありがとう。ラクロスを始めてから約三か月程が経つと思うけど、楽しくやれていますか?成長を感じられていますか?周りの同期と少し差を感じている人もいるのではないかと思う。ちなみに入部式の後に、最も遅く入部を決めた私は、1年生チームの中では常にBチームだったことはおろか、ビリを争うぐらい下手くそでした。そんな自分でも今はAチームでここまで部活を続けてこれたのは、小さな成長を認め、感じ取ることができていたからだったと思っています。
なんでもいいんです。セーブされたけどショットが少し早くなった気がする、スライドに落とされたけど一人はダッジで抜くことができた、アップ中に盛り上げることができた、いつもより一回多くウエイトやった。本当に些細なことでもいいから自分の中での成長を見つけることができ、それが重なることで、部活の中での自分の役割や価値を徐々に見つけることできるようになった。そしていつしかラクロスが大好きになるのはもちろん、男子ラクロス部というコミュニティがなくてはならないものになるのだと思います。
同期との差を感じ始めている一年生やBチームであまり上手くいかないと感じている人は、毎日何かしらの成長を自分で見つけ、それをモチベーションの源泉としてみてください。そしたらきっと、いつになるかはわからないけどラクロスが好きになり、ラクロス部内での自分なりの居場所を見つけることができると思います。あとは、先輩をたくさん頼ってね。みんなが思っているより、後輩想いの先輩達だと思います。
ここから同期や偉大なる先輩たちにメッセージを残そうと思っていたのですが、思っていたよりも長くなってしまったので本当に手短に。
偉大なる先輩方
ゆうたさんやたくみさんを始め、本当にたくさんの先輩たちに支えられて最後のリーグ戦を迎えることができると思っています。これまでの感謝をリーグ戦の場を通して、恩返しできたらなと思います。成長した姿を見せます。
同期
本当にいつも迷惑をかけていると思うけど、ここまで一緒にいてくれてありがとう。同期のみんなと過ごす毎日が本当に楽しくて、大好きです。一緒に一部昇格の瞬間を楽しもう。
TS
ビデオ、体重やウエイト管理、データ、練習運営、本当に様々なことをやってくれていて感謝してもしきれません。練習を頑張れているのもスタッフがいるからです、本当にありがとう。
両親
長期留学と部活というくそほどお金のかかる爆弾2つを抱えている私を全面的にサポートしてくれてありがとう。リーグ戦を通して成長した姿を見せたいと思っています。
ここまで本当に偉そうなことをたくさん書いてきた自分ですが、まだまだ下手くそです。ミーティングでも未だに指摘されることもあります。入れ替え戦が終了するその瞬間まで、日々成長します。
31期 4年 MF 山田悠斗