千葉大学男子ラクロス部

千葉大学男子ラクロス部

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日頃より応援してくださっているOBOGの皆様、保護者の皆様、コーチの皆様、本当にお世話になっております。
今シーズンにかける思いを記したいと思います。



初戦まであと2週間になった。
どうして1部昇格しなきゃいけない?きつい、あつい、つらい、朝早い、ジム行かなきゃ、ただラクロス楽しくやっちゃだめ?
決まりごとだっていっぱいある。
部活にたくさん時間取られる、ラクロスしかない、
なんでそんなことしてまで1部昇格しなきゃいけないのか、みんなに厳しいことを言わなきゃいけないのか、本当に考えた。今年はそんなシーズンだった。最初に1部に行こうって決めて、行きたいと思って行動したが、どうして1部に行きたいのか途中で見えなくなることもあった。1部でプレーすることって2部でプレーすることと何が違うのだろうか。
今考えても正直そんなのわかんない、だって今のメンバーで1部を経験した人はいない、1部の大学に武者には行ったことあるけど何がそんなにいいのか、そんなのわからない。



少し前からやっと自分の中でなんとなく感じることは、わかんないから本気でそれを掴み取りに行くことに意味があるんじゃないかなってこと。ワンピースとかと一緒。ワンピースって最初から何かわかんないよね、ワンピースが最初から財宝だとか、特殊な場所だとかわかってたらつまんない。それと一緒で1部っていう場所はなんなのかわかんない。
だから行ってみてはじめて1部って場所のすごさ、素晴らしさに気づくんじゃないのかなって考えた。わからないからこそ行ってみたい。1部に行った時どんな気持ちになるんだろうか、どんなに嬉しいんだろうか、どんなに酒がうまいんだろうか。知りたい、見たい、体験したい。そういう風に考えるようになってから本気で1部に行きたいって思えるようになった。



同期が少なくて、毎年のように人数が少ない千葉大でプレーすることは、正直体力的にも精神的にも辛かった。下級生の頃はもっと人数が多くて恵まれた環境でラクロスしたいってよく思ってた。ユースの選考会に1人で行ったりするのとかもちょっと辛かった。だけど今は違う。たしかに人数が少ないのは変わりないけど、おれは今のチームが大好きだ。プチ合宿終わったあたりからそんな風に思えるようになったかな。



やる気ないように見えて、やることはしっかりやるオフェンス。自主練でほぼ全員シュート撃ちに来た時は本当に感動した。チーム始まった時は自主練はおれ、たくみ、あゆむくらいしかいなかったのに今ではOFはほとんどみんな来る(はるは映画見に帰るけどね)。意識レベルが上がってきたんだなって、今までいろいろ言ってきてよかったって感じた。人ってこんなに成長するんだってめちゃくちゃ嬉しかった。みんなの楽しそうな雰囲気におれも混ぜてくれてありがとう。ミーティングも楽しかった。オフェンスで点いっぱい取ってパフォーマンスやりまくろう。



元気なディフェンス。いつも練習の雰囲気を上げてくれてありがとう。少し練習の雰囲気が暗い時に大声出して盛り上げようとしてくれて頼もしいです。ディフェンスは発信力がある人が多くて、周りを巻き込んで行動する人が多いので感謝しています。試合も鉄壁のディフェンス頼みます。



こば。怪我でできなかったから、なんて言い訳になんないからね。頼むよ。部活以外に勉強もめっちゃ頑張ってて本当に偉いと思う。文武両道見せつけよう。おれらのFOはやっぱりこばだから。こば、頼むよ。



こうせい。本当によく頑張った。ありがとう。それに尽きます。こうせいが1人で辛いのも元はと言えばおれらの同期が少ないからだし、こうせいは悪くない。それなのに本当に頑張った。ありがとう。心から感謝します。普段はあんなに優しいのに、試合になると誰よりも頼もしくてこうせいに助けられてばっかりです。なんだかんだで本番に強いこうせいだから大丈夫。一緒に勝とう。こうせいを1部のゴーリーにしたいです。



今までの練習、まじでこれがなんの意味があるんだよってことはたくさんあった。でもその行動が勝利の、1部昇格に1mmでも近づくのであれば、って思って行動してきた。
ずっと集散ダッシュ、切り替えって言ってきたけど、正直ほんとに集散ダッシュすれば勝てるかなんてわからない。でも意識の奥の方で切り替えの意識が少しでも変わるのであればそれはすべき行動。だからやるって決めたこと、1部昇格のためになるかもしれない行動はやってきた。今まで無駄だと思うこともたくさんしてきたから大丈夫。おれらなら勝てる。



感謝



今シーズンは応援をたくさんしていただいた。運営にちゃんと関わるようになって、千葉大は人数も少ない、立地も悪い、環境も充実してるわけではない。それをはじめて知った。そんな時に現役のプレイヤーがラクロスを上手くなれるように、プレーに集中できるように、と支援してくださった保護者の方、OBOGの先輩方本当に感謝しております。感謝しかありません。おれらはおれらだけで戦ってるわけじゃない。支えてくださる方のためにも戦わなきゃいけない、勝たなきゃいけない。勝ってはじめて感謝を伝えられると思う。だから勝とう、そう思うことができました。ありがとうございました。
コーチの方々も毎週のようにきてくださっている。わざわざ時間をかけて来ていただいている。当たり前に来てくれていることは全く当たり前じゃない。平日は働いて、土日は自分のチーム、自分の時間、家族の時間を削って来ていただいている。本当に感謝、尊敬しています。ありがとうございます。



今年はみんなの成長を本当に感じた。自主練の人数、練習での声かけ、壁当ての発信、怪我人のリハビリ。合宿も乗り越えて本当にチームとして強くなれたと思う。おれはこの24chargersで1部に行きたい。みんなと勝ちたい。こんなに頑張っている人がたくさんいるのに負けるはずがない。はじめてそう思えた。自分たちの実力を出して絶対に勝とう。
最高の景色を全員で見に行こう。みんな頼みます。



全員の熱情で1部に行こう。




30期 4年 主将 梶尾健太