日頃より、千葉大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただいております、保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様、この場をお借りして感謝申し上げます。今後とも変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
4年OF 野田拓夢 です。
最近は研究室、バイト、遊びと忙しくも楽しい日々を送っています。また、急に寒くなってきたので、朝練大変そうだなーと思っています笑。
このブログでは、
1.ラクロス人生の振り返り(1年生長め)
2.伝えたいこと
3.感謝
の3つを書きました。
自分語りが長いです、すみません。
1.ラクロス人生の振り返り
1年生
新歓の勢いに圧倒され、たった1日で入部を決めました。同じ日にだんも入部しましたが、「新歓が終わったら先輩は絶対怖くなる、絶対怖くなる…」とずっとグチグチ言っており、この時からすでにこいつは変な奴だなと思っていました笑。この頃から壁当てにも行き始め、たくみさんに誘っていただき高架下で練習していたのを覚えています。
6〜7月頃からは上級生の練習に参加させてもらいました。人数合わせとはいえ、強度は1年生練とは別物で、本当に同じスポーツか?と思っていました。確かその頃は、朝練の開始時間が今よりも遅かったので、西千葉公園に6時くらいに集合して、アップとラダーをやって、学校に着いたらすぐにフリーボールに入るという生活でした。上級生の重いチェックやプッシュを受けて、何度も泣きそうになりましたが、大学生で泣くなんて恥ずかしいと思って必死に我慢しました。でも隣を見たら歩がワンワン泣いていました笑。
上級生と練習する中で、技術も戦術も向上し、サマーでは大熱狂に包まれたショベルショットを決めるなど5得点でだんとチームトップタイ、さらにユースにも選ばれました。自分的には、満足のいく大会となりました。
それから少し経って、貴也さんに1年生全体で叱られ、かなりきついメニューを課されました。その時に、かの有名な「辞めたいやつ手挙げて」発言をしました。当時はラクロスにおける人数の大切さを全然理解しておらず、同期が多かっただけにやる気がある奴だけ残れば良いと思ってしまっていました。今思うと馬鹿だったなーと思います笑。リーグ戦最終戦の成蹊との試合では、3年生以下で試合をさせていただき、完敗でしたがリーグ戦初得点も決めることができ、とても印象的な試合となりました。
ウィンターでは、予選で明治学院大学と神奈川大学の合同チームとの試合で、値千金の決勝点を取り、オフェンスみんなで団子になって抱き合ったのを覚えています。あおとにその話をすると、「そのピックやったの俺、俺」といつも自慢してきます。成蹊戦もあおとのピックのおかげでした、ありがとう笑。
そんな順風満帆なラクロス人生を送っていたのですが、自分はウィンターを最後に退部しました。恐らく周りの人からすれば急な出来事すぎて意味が分からなかったと思います。理由は、単純に朝練で起きるのが大変だし、彼女と遊びたかったからだったと思います。やめてからの生活はというと、夜遅くまでゲームをしたり、映画を見たり、春休みには、ディズニーや、USJに行ったりと、やっと普通の大学生の生活っぽいことをしていました。最初のうちは、とにかく楽しかったのですが、気温も温かくなってきた4月あたりで「なんかやることなくなったなー」と感じ、またみんなとラクロスがしたくなっていました。周りからすると、この退部してラクロスから離れていた期間はもったいないと思うかもしれません。ですが、自分はそう思っていません。なぜなら、ここで本気で取り組みたいと思えるものをようやく見つけることが出来たからです。
2年生
6月に再入部させて頂き、復帰後は1年生練から再スタートしました。復帰したからにはと、真面目に努力を重ねていき、リーグ戦では健太さん、桂太郎さんとATとして全試合スタメン出場しました。3部ではありましたが、入れ替え戦までチームトップの得点を記録し、最終的に10得点。個人的には満足のいくシーズンでした。
3年生
OFの中心としてチームを引っ張る覚悟で臨みました。6月頃、梶さんから7番の相談を受けましたが、その重みを深く理解しないまま、「まあ付けるかー」くらいのノリで付けさせてもらいました、先輩方すみません。
また、この年から師弟制度というものができました。期待の1年生である大貴と悠大を弟子にしました。ですが、他の師匠とは違って、ご飯に連れていくことはほとんど無く、いつも壁あてか、自主練、挙句の果てにはジムで弟子を見かけたから写真をパシャリと撮って済ませていました笑。あの頃は、2人ともとてもいい子だったので、文句を言ってきませんでしたが、最近では雄大が事あるごとに、「あれはひどかったです」と言ってきます、ごめんね笑。今となってはこの2人は学年を牽引する頼もしい選手に成長して、何度もリーグ戦で助けられました。ありがとう。壁あて沢山連れてったおかげかな笑?
3年のリーグ戦は、どれも手に汗握るような試合展開ばかりでした。個人的に活躍できたのは、東洋戦と、東海戦です。どちらも決勝点を決めることができ、1、2年生の時では味わったことのない瞬間となりました。一方、入れ替え戦では全く結果が出せず悔しさが残りました。このシーズンは8得点で梶さんとチームトップタイでした。
4年生
新歓試合や、5、6月の練習試合はとても調子がよく、毎試合点を取れました。また、一度だけFALCONSの練習に参加させていただき、非常にいい経験をさせてもらいました。やはりこのスポーツは、フィジカルが土台にないと全く通用しないのだなと改めて痛感しました。
リーグ戦の初戦は、大学院入試の2日前で、非常に頭の切り替えが大変な時期でしたが、初戦を勝ち切り、院試も無事合格することができて良かったです。
しかしそこからは試練の連続で、東洋戦で引き分け、成蹊戦では完敗。この時期の練習は、何が正解か分からず、ずっと心がモヤモヤしている感じでした。入れ替え戦前に貴也さんに叱られ、学年ミーティングを重ねて向き合うべき課題と向き合いました。すでに部活の残り日数も少なくなっていたので、後輩に遺せるものをなんとか遺そうとした日々でした。ここまであまり深く関わってこなかった1年生とジムに行って合トレしたり、ご飯に行ったりしました。そこで初めて、後輩と一緒に取り組むことの大切さを学びました。もっと早くからできていればとその時ようやく思いました。
そして迎えた入れ替え戦
今年の入れ替え戦も良いところなしで終わってしまいました。対面のディフェンスに何度も落とされ、暴走して突っ込んだりもしました。同期、後輩、先輩、そして7番の先輩方の期待に応えることができず、本当に申し訳ありませんでした。
終わってから思ったのは、「自分は井の中の蛙だったなー」と。千葉の練習で1-1勝って、6-6で点とって、凄いショット決めて、スカウティングで相手から警戒されて満足している自分がいました。入れ替え戦で自分たちが戦うのは、そんなレベルの相手では無いことが、いざ本番対峙するまで分かっていませんでした。千葉大は、東京にある大学とは違い孤立しています。武者に行くのは大変だと思いますが、外の世界を知るのは本当に大事です。後輩たちは、ぜひどんどん武者に行ってほしいなと思います。
今シーズンは、目標だった得点王には届かず、10得点でした。(あゆむ東経戦爆発しすぎだよ。)
2.伝えたいこと
いろいろ考えましたが、最終的に2つだけにします。
1つ目
自分は、人に期待することが苦手です。こいつは元々こういう人間だから言ってもしょうがない、変わらないだろうとすぐに他人の限界を作ってしまい、そこにアプローチしていませんでした。しかし、そこで妥協していては絶対にチームは強くなれません。ラクロスは個人競技ではなく、チームスポーツです。後悔しないよう、言いにくいことも全て求めることができれば更にいいチームが出来上がると思います。仲が良いと逆に言いづらいこともあるかもしれないけど、目を背けずに向き合ってみて欲しいなと思います。
2つ目
次の7番の指名はしません。自分は勝手に付けていましたが、皆に「こいつになら任せられる!」というくらい結果を出してこの番号を背負ってください。恥ずかしながら、自分は2年連続で1部に昇格させられなかったので、次の7番にはでかいことを達成して欲しいです、頑張れ!
3.感謝
同期
ぽっと退部してぽっと再入部した、そんな自分を嫌な顔一つせず迎え入れてくれたみんなにはとても感謝しています。自分がラクロスをもう1度やりたいと思ったのも、こんなにも面白くて一緒にいて楽しい同期と縁が切れてしまうのが嫌だった部分が大きくあります。あと沢山わがままを言ってすみませんでした。今度はちゃんと、じゃんけんをしてからサーモン取ります。本当に、濃い4年間でしたね。これからも長い付き合いになると思いますが、よろしくお願いします。
両親
高校までは野球をやらせてもらっていましたが、大学ではラクロスという新しいスポーツに挑戦させて頂きました。道具はお金がかかるし、毎月のバイト代も全然少なかったため、仕送りを増やしてくれたりと沢山助けられました。何不自由なく部活に打ち込めたのは、父、母の理解と支援のおかげです。本当にありがとうございました。また、来年から大学院に2年間通わせて頂くので、もう少しお世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。
千彩都
1年生の5月から付き合い始めて、ここまでずっと一緒にいてくれてありがとう。1度は2人で部活を辞めましたが、自分だけ復帰すると言った時、とても嫌だったと思います。土日に遊びに行きたいところを、部活の予定があるからどこにも遊びに行けないという、とても不自由な思いや生活をさせてしまったと思います。そんな中、リーグ戦の応援はほとんど毎回来てくれました。本当に今まで支えてくれてありがとう。これからは、沢山恩返しをしていこうと思うので、これからもよろしくお願いします。あとブログの名前かっこよく書いてくれてありがと笑。
長くなりましたが、ラクロス部での日々、仲間たちは人生の宝物です。自分のラクロス人生に関わってくださったすべての方々に本当に感謝しています。ありがとうございました。
