尊敬 | 千葉大学男子ラクロス部

千葉大学男子ラクロス部

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ラクロス部に入ってあっという間に1年が経過した。自分が高校生の時に思い描いていた大学生活と今の生活はかなり異なるが、とても充実している。




1年間、TSとしてラクロス部に携わってきたが自分がTSとして成長しているという実感はとてもやりがいがあり、楽しかった。サマーでタイムに選ばれたときは本当に嬉しかった。多くのことに悩みながら、部活に対して懸命に取り組んだ日々が報われたような気がした。




しかし、ずっと楽しかったというわけではない。むしろ辛いという思いが勝つことのほうが多かった。ウィンターで合同チームを組んだとき、自分の中でかなり心が折れたのを今も覚えている。1部の他大学TSは反省をしておらず、荷物もなにもない、メニューの詳細も詰めずに直前に決めていた。少し羨ましいと思う反面、「それでも1部なんだ…」「どうして私はこんなにやる必要があるのか。」と考えるようになってしまった。自分が部活にいる理由が分からず、やっていることが馬鹿らしく思う時も多くあった。




それでも辞めずにここまでこれたのは、支えてくれた同期の仲間と先輩方のおかげだ。中でも、師弟関係にあった先輩は私が部活を続けている大きな理由になっている。その先輩の姿を近くで見て、先輩のようなTSになりたい、ラクロス部に対して必要とされるような人になりたい、という感情が芽生えた。私の中で、尊敬している先輩がいるということは大きな心の支えになった。




私の今シーズンの目標は「尊敬される先輩になること」だ。




TSであることは、決して楽なことではなく思い悩むことが数多くある。これから入ってくる後輩になるべくそのような思いをしてほしくない。




自分が尊敬されるような先輩になり、後輩に寄り添いながらお互いに成長していきたいと思う。そのためにも、自己成長のために必要な努力を怠らず、1部のTSとして来年自信を持って活動できるよう頑張りたい。




33期 新2年 MG 寺井和