大感謝 | 千葉大学男子ラクロス部

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引退ブログ




30期の出口侑聖です。




まずはじめに、これまで4年間ラクロスを続ける中で、たくさんの支えをいただいたすべての方々に心から感謝申し上げます。家族の温かい応援、指導をしてくださったコーチや先輩方、最後まで一緒に頑張ってくれた後輩たち、そして何より、四年間共に走り切った同期のみんな、この場をお借りして、感謝の気持ちを伝えさせていただきます。本当にありがとうございました。




何を書けばよいのかわからなかったので、とりあえず一年生から振り返ります。




一年生




もともと小学校からずっと10年以上サッカーを続けてきて、新しいスポーツに挑戦してみたいと思って入部を決意したラクロス部。初めてのラクロスというスポーツは新鮮で楽しくて、定期的に体を動かして汗をかけるのも自分には合っていたように思います。一年生の頃は、コロナで活動の制約があり合宿もなく活動停止期間もあったので、自分としては体育会というよりは気楽に楽しめる雰囲気で続けられた気がします。ただ、実家通いは少し苦労しました。そんな中で最初は20人以上いた同期が少しずつやめていって、冬頃には気づいたらプレイヤーは4人になってました、まあのちのち3人になるんですけども、、その分残った同期とも絆が深まっていきました。




二年生




この年は、とにかく大変な1年間でした。そらさんたちの代で、2〜4年生を合わせても人数がギリギリで、リーグ戦に出場するために1年生の助けまで必要な状態。それでも目標は「一部昇格」。正直、自分は一部がどれくらいのレベルなのかも分からない状態で「やるんだ」と言われても、イメージすら湧かず、現実感がありませんでした。それでも練習は「一部レベルを目指す」と言って、めちゃくちゃなメニューをこなしました。練習前後の公園練(練習のための練習)なんて、今振り返るとやばいくらいハードでした。そんな自分でも試合に出ないと成り立たなかったので、先輩たちは少ないメンバーで自分を引っ張り上げようと必死にサポートしてくれていました、本当に感謝しかありません。でも結果としては、リーグ戦は二部全敗。やってきたことと結果があまりにもかけ離れていて、「なんだこれ」という気持ちでいっぱいでした。




三年生




個人的には少し停滞を感じる年でした。ずっとssdfをやっていて、自分の能力とポジションの限界を感じる場面が増えていきました。何をすればいいのかも分からず、悩むことが多かったです。それでも、チーム全体としては順調に進んでいく様子がありました。特にけんたさんは本当にすごくて、いつも先頭に立ってみんなを引っ張ってくれる存在でした。けんたさんや四年生の背中を追いかけながら、少しでも自分も前に進もうと努力した1年だったと思います。





四年生




最後の年となる4年生では、最高学年としての責任感と、これまで続けてきたラクロスをやりきって結果を残したいという思いがありました。自分としては、後輩たちとの関わりを大切にして、チーム全体と積極的に向き合うことを意識したつもりです。今シーズンは、チーム一丸となって一部昇格に向けて進めたように思います。個人としては、しょうたろうさんから急に「FOやってみろ」と言われてしまいました。最初は戸惑って気持ちも入らなかったのですが、意外と楽しくて、FOという新しいポジションのおかげで最後まで楽しくラクロスをやることができました、感謝です。




最後の試合に関しては、正直めちゃくちゃ後悔が残るもので言いたいことはたくさんあるんですけど、暗くなっちゃいそうなんで割愛します。来シーズン頼みます。みんなならできると信じています。




また、4年間を通して、千葉大学ラクロス部というチームで目標に向かって挑戦していく環境に身を置けたことは、自分にとって本当に貴重な経験だったと感じています。正直、これまでの人生を振り返ると、自分は何かに本気で取り組んだ思い出がほとんどありませんでした。そんな自分が、4年間も熱中して何かを継続できたという経験は、ラクロスというスポーツだからこそかもしれないし、そうではないかもしれません。それでも、この経験自体が自分にとってはとても大きな意味があるものになりました。自分は本質的には怠惰でだらしない性格だと思っているのですが、そんな自分でも、周りの仲間や目標の存在があったおかげで最後まで努力を続けることができました。それが、このラクロス部で得られた一番の学びであり、何よりも大きな価値だと思っています。そんなふうに考えていくと、自分にとって「いい自分」になれる環境に身を置くことが大事なのではないかと思うようになりました。なぜかというと、過去を振り返っても、自分は常に周りの環境に左右されてきた学生時代を過ごしてきたように思うからです。勉強にしろスポーツにしろ、周りの環境によって目指す目標や取り組みへの熱量が大きく変わると思います。もちろん、どんな環境でも自分の力や意志で物事を成し遂げられる人は本当にすごいと思います。ただ、自分はそうではなく、周りの環境に強く影響を受ける人間で、そして、自分のような人も少なくないのではないかと思います。自分と似たような人は「いい自分」というのはどんな自分なのだろうと考えてみて、それが叶う環境に身を置くってことが大事なのではないかなと思います。「いい自分」というのは結構難しくて、自分自身もまだぼんやりとしかわかってないし、その時々によって変わっていくものだと思います。でもその環境にいる自分を見て好きになれるんだったらそれでいいと思います。僕は、ラクロス部にいる自分が大好きでした、ほんとに。なんか色々考える機会だったので書かせてもらいました。




後輩や同期へのメッセージを書くと長くなりそうだしなんか寂しいので、また会った時に話そうと思います。来年も千葉大にいる予定なので、何かしら関わったり飲みに行きたいなと思ってます、誘ってください。




最後に、ラクロス部の四年間は学生生活で最高の思い出でした。自分にとってすごく大きな経験で生き方が変わる大きなきっかけになりました。この経験を活かして、次のステージでも挑戦を続けていきたいと思います。4年間、本当にありがとうございました。




30期 4年 MF #11 出口侑聖