伝える | 千葉大学男子ラクロス部

千葉大学男子ラクロス部

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ラクロス部に入ってあっというまに2年が経った。でも、入部当初から掲げてきた
「プレーヤーから必要とされるTSになる」
という目標は2年経ってもまだまだ達成されていない。




1年生の頃は、指示されたことをこなすことで精一杯だった。ただ、指示されたことをするだけではプレーヤーのためにはならなくて、自分が今すべきことはなんなのかってことを考えて行動することの大切さを学んだ。



2年生になって、後輩ができて、自分が育成をする立場になった。わたしが、1年生の時に先輩TSに教えてもらったことを伝えたくても、私は「伝える」ということが苦手なことがわかった。自分の思ってることに自信がなくて言い出せなかったり、なんとなく、ん??って思ったことも嫌われたくないし、言わなくてもなんとかなるかな、大丈夫かもって思っちゃったり。




そんなわたしが、2年生で学んだことは、「言葉にしなきゃ、自分が態度で示さなきゃ伝わんない」ってこと。
練習運営でも、それ以外の活動でも、プレーヤーとか部活のためになにかをよくしようと思ったことは、TS間で共有するべきだと思うし、それは学年関係なく、話しやすくあることが大切だと思う。先輩にばっかり頼るんじゃなくて、自分で考えることももちろん大切だし、自分の考えを伝えてみる勇気も必要。後輩が考えていることに耳を傾けて、考えてみてくれた過程をきいて、受け入れようとすることもきっと大切。
 



わたしは、今シーズンを通して、TS間で意見や考えを伝えやすい雰囲気をつくれる存在になりたい。それぞれが考えたことを大切にして、その考えを連鎖させ、よりよい考えやよりよい行動に繋げる。それが部門内だけでなく、部門外でもできたらTS組織として、強い大学になれると思う。自分のことだけに目を向けるのではなくて、視野を広く持ち、いろいろな話に耳を傾けて、より多くの視点から考えてみる。自分が架け橋のような存在になることで、ひとりひとりのTSが考えることや伝えることをやめなくてすむような環境をつくれるような3年生TSになりたい。




「伝える」ってことはもちろんTS間でも大切なことだけど、プレーヤーとTS間でも大事なこと。まずは、プレーヤーからTSに
「〇〇してほしい」
って求めてもらえるようになることがわたしにとっての今シーズン積み重ねていきたい小さな目標。




当たり前のことを求められるようではTSとしてよくないけれど、よりプレーヤーの練習の質が上がったりとか振り返りに生かすことができたりするようなことをTSが求められることはあっていいことだと思う。むしろ、プレーヤーがそう伝えてくれるTS組織である必要があるとも思うし、まずはそう思った自分が求められる存在になりたい。




今シーズンは、プレーヤーと肩を並べて、同じ量の熱情をもって闘えるようにがんばります。




31期 新3年 MG 中村彩音