引退。 | 千葉大学男子ラクロス部

千葉大学男子ラクロス部

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朝はゆっくり起きて、自分の好きなように予定を立て、特段時間を気にすることなく1日が過ぎていって



こんな生活おそらく小学生ぶりかなと思います。



鳴り止むことのなかったLINEの通知は極端に減り、夜遅くからmtgをしてほとんど寝ることなく次の日を迎えることも、外が真っ暗の時に家を出て、朝日が登り切らないうちに練習を始めることも、この先きっとないんだろう。



現役の時は、死ぬほど寝たいなと思ってたはずなのに、毎日のように遊んでいる友達を羨ましく感じてたはずなのに、死ぬほど寝ても、友達と遊んでも、何か物足りなく感じて、現役だった日々が羨ましく思います。



やはり、「今が人生で1番楽しい瞬間」なんだなと思います。



高校に上がる時は、中学生楽しかったなって
大学に上がる時は、高校生楽しかったなって



大抵のことは全て終わった後に、気づく。
だからこそ、「今を目一杯過ごす」ことはきっと大事なんでしょう。




いつも全部終わった後、過ぎ去った後に自分の周りにはたくさんのことがあることに気づきます。

全てやり切った後にしかわからない、感情、関係、経験や能力があるんだと思います。






また、僕がこんな風に思えるのは、きっと「周りの人に恵まれていたから」なんだと思います。こんなにも変な自分と関わってくれてありがとうございました。


思い返せば、ラクロス部を通して出会った人はとても魅力的で尊敬できる人ばかり。沢山のことを学びました。


先輩も同期も後輩も協会の友達も他大の友達も。大小色々な関係はありますがみんなです。

特に同期は、この先きっとこんな人たちには滅多に会わないだろう。そう断言できそうです。

色んな一面を見てきましたが、


人目を一切気にせず発言できるところも、
going my wayで突き進んでいくところも、
誰よりも要領上手くこなすところも、
人一倍拘りをもって行動できるところも、
他人の苦しみに共感できるところも、
9割9部のことは許せる優しいところも、

全部みんなの羨ましいところです。こんな人数になってしまったけど、4年間ありがとう。そしてお疲れ様。




あとは、協会を通して出会ったみんな。
みんなの存在は僕にとってとても大きかったです。真剣にラクロスしてる姿も、ラクロスに対する考え方も、一部で活躍してる姿も、色んなことに行動力があるところも、常に僕のモチベーションのひとつでした。ありがとう。これからもよろしく。また、この選択肢をくださったたつさんと、やすさんにも感謝です。













次は少しだけ、大事だなと思ったことを書こうかと思います。


「向けるべきベクトルは外」
「聞く」

本当におそらくですが、このラクロス部に所属をしていて、チームの目標が個人レベルの、チーム内に向けての目標になることはないのだと思います。あまり上手く伝えれずすみません。


きっと学生の部活でチームスポーツということもあり、

「昇格をすること」
「勝つこと」
「誰よりもラクロスを楽しむこと」

とか、相手(他)に対してみんなで向かっていくことを目指すんだと思います。


余暇を楽しむためのサッカーやバレーのように、単に「ラクロスをする」ことが目標ではないと思います。




チームスポーツなので、どうしても「あいつはどう」とか「俺はこんなにやってるのに」とかはあるんだと思います。



「なんでそこでボールを落とすのか」
「なんでそういう動き方をするのか」
「なんであいつはやる気がないのか」
「なんで言った仕事ができないのか」
逆に
「なんでいつもそんなことを言ってくるのだろうか」


選手でもスタッフでもきっとあると思います。


一度気にすると、ずっとそのことが気になってモヤモヤして引きずってしまう。


そのモヤモヤを引きずったまま、進んで行ってもいいことは起きないだろうし、おそらく言われている側は、自分の思っていることを隠すきっかけになり、どんどん小さくなってしまうのだろう。

言っていた側もきっと関与することを諦めてしまうんだと思う。



本来チームが向けるべきベクトルは、

「試合で勝つこと」なのに、

気がつけば、チーム内の小さな問題点ばかりを一生追い続けている。きっとこれでは一部で常勝するチームにはなれないのだと思います。


解決方法なんて単純なことの積み重ねで

一つあげるなら個人的には

「しっかりと聞くこと」

かなと思います。


どこをどうすればいいのかしっかりと聞く。

何がどう違うのかしっかりと聞く。

本当はこうしたいんだという思いをしっかり聞く。

伝える側も余すことなく伝えてください。


ここが最近は少しばかり弱いところなのかなと思いました。

選手⇄選手
選手⇄TS
TS⇄TS

この関係でしっかりと伝えて聞く。
単純なんだけど、少し難しい。








今後色々なことで悩むとは思いますが、大抵1年前の悩みなんて覚えていないものです。どうせ忘れてしまいます。



もしどんなに辛いことを経験しても、それはその後同じような困難を乗り越えるための自分の一つの手札に変わっているはずです。













最後に
後輩のみんな

3部へ降格させてしまって本当にごめんなさい。

さっきは偉そうなことをつらつら書きましたが、この思いしかありません。

みんながいたからこそ迎えれたリーグ戦で、最後まで戦い抜くことが出来たと思ってます。本当にありがとうございました。




特にDFメンバー
りんたろうはいきなりリーグ戦の主力に
たくみ、ゆうせいは急にOF→DFへコンバート
ゆうた、きょうすけにはもう何を書いていいかわからないくらいには色んなことを言ってきたし
ひろき、うめきは4年間も本当にお世話になりました。


DFリーダーは自分ではない方が良いのではないか。
最後の最後までそう思う日々でした。
あの時やすさんが悩んでいた理由が僕にも少しわかった気がします。



それでも最後まで一緒に戦ってくれてありがとう。


もっともっとみんなのことを見るべきだった。




来年以降、また「強い千葉大」のために歩みを続けてください。








コーチの皆様
日を跨ぐほど密度の濃いmtgに時間を割いていただいたり、休日にも関わらず1日練習に参加してくださったりと本当に感謝してもしきれません。結果を持って恩返しすることが出来ず本当にすみませんでした。

今季1年間、22シーズンのコーチを務めてくださり本当にありがとうございました。








これで本当に最後になりますが、おそらくこんな文章を最後まで読んでくださった方は、僕の数少ないラクロスを通して何かしらの形で深く関わって下さった方々なのだと思います。沢山ご迷惑をおかけしたかと思いますが、本当にありがとうございました。皆さんのおかげで今があると思います。これからもどうぞよろしくお願いしてください!




28期 4年 DF #5 楮本剛也