4年間が終わった。結果は、最悪。実質の入替戦に敗北し、我々は千葉大史上最弱の代という事実が歴史に刻まれた。
過去は変えられない。だとしたら、今できることで、そしてこれからで取り戻して行くしかない。
昔に起こったことをウジウジ後悔して先に進めない、みたいなのがオレの性格なんだけど、そんなんめちゃめちゃしょーもない。
2年生の時、関東ユースでアメリカに遠征に行ったんだけど、初日で脳震盪になって後の5日間ラクロスができないっていうまさかの状況になった。
「俺ってラクロスしに来たんだよなあ」。そう思うと、すげえ高いお金を準備して送り出してくれた、親にめっちゃ申し訳なくて。
なんで俺こんなことになってるんやろ、って過去の負の出来事にいつまでも囚われてて、アメリカいるのに何も面白くなかった。
そんな状況でも親は、「アメリカにいるんだし、ラクロスしなかったらもっと楽しめんじゃない」そう言ってくれた。
脳震盪をやった事実って変えられなくて、今目の前を楽しむことでしか、状況って前に進まない。
なんか急に話変わったけど、大事なのって結局、今を、そして未来をどれだけプラスにできるか、というところだと思う。
これをオレらに置き換えれば、オレらの代で実質の3部降格という現実はいずれ過去の出来事になる。オレらはOBとして関わることになるんだけど、今後千葉大学が強くなるために関わって、そんでずっと千葉大が強くあれば、それが大事。
だから、今を大事に。悔しさは忘れちゃいけないけど、過去に囚われすぎずに、今をプラスに変える。
27期 4年 DF #1 安良岡真吾